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日本総合研究所(エンジニア採用)の就活体験記と面接記録

こんにちは、個人で就活サイトを運営しておりますTaroTechと申します。

この記事では、金融系SIerの一角である「日本総合研究所(エンジニア採用)」について私自身の就活体験記と面接記録を余すことなくご紹介したいと思います。(コンサル志望の人はおそらく役に立たない記事だと思います。ごめんなさい。)

日本総研の名前を初めて聞いたときは何の会社か分からなかった人も多いと思います。この記事を読んでいる人はおそらくもうご存じだと思いますが、SMBCグループのIT戦略の中核を担う総合情報サービスの会社ですね。

今回は日本総研を志望している学生に対して、選考の流れや面接で聞かれた内容&答えた内容についてバンバン紹介していこうと思います!

日本総研志望だけでなくその他ユーザー系SIerや金融系SIerを志望する人にとっても有益な情報をたくさん掲載しているので是非参考にしてください!

2022/3/23更新
嬉しいことに読者の1人から内定者が出ました。
その方とDMでやり取りさせていただいたことがありますが、面接前の時点で日本総研の業務に対する理解がしっかり言語化できていて感心しました。みなさんも私の成功・失敗両方が詰まったこの記事から成功の秘訣を読み取ってください!

<この記事で分かること>
・金融系(銀行系)SIerにおける他社との違い
・選考に至るまでの過程および選考の内容
・ES、面接で聞かれた内容とその回答(計34問)
・最終面接で聞かれた難しい質問とは?(重要!)

1.はじめに

まずあれこれ説明する前に、著者の就活時のプロフィールや日本総研の戦績についてご紹介したいと思います。

<就活時のプロフィール>
・非情報系の理系大学院生(21卒)(学歴:旧帝未満)
・メーカーとSIerを中心に就活
・メガバンは青いところのみ利用
・プログラミング経験ゼロ
・IT系の資格未所持

<日本総研の戦績>
・冬のインターン(2daysのシステム企画・PMコース)参加
・リクルーター付き(インターンでの様子が評価されたらしい)
・最終面接落ち

上記のように、著者が就活生の時は主に自分の専門分野関連のメーカーとSIerを中心に受けていました。

その中で日本総研を志望企業の一つに考えていたのはシンプルに転勤がほぼほぼないからという安直な理由でした(笑)
⇒(リクルーター曰く)日本総研は主に拠点が大阪か五反田(東京都品川区)の2択ですが、希望を出さない限りは東京という話でした。

私は日本総研のインターンにも参加し、見事リクルーターもついたわけですから、内定を取るのはそこまで難しくはないなと高をくくっていました。

しかし、結果は最終面接落ちということで、「なぜ私が失敗してしまったのか」についても自己分析しましたので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

評価された部分、失敗した原因をこの記事から読み取ってください!

2.日本総研をはじめとした同業他社との比較

ここでは日本総研と同業他社との比較について簡単に説明したいと思います。日本総研だけでなく他のSIerを受けるときにも非常に参考になるので今のうちによく理解しておきましょう。

前提として、この記事では、日本総研を金融(銀行系)のユーザー系SIerという括りで語っていきたいと思います。

2-1. 金融のユーザー系SIerメリット・デメリット

はじめに著者が思う金融のユーザー系SIerのメリット・デメリットについて説明したいと思います。

<メリット>

・客先常駐が少ない
・勤務地が東京都23区内にある
・そこそこの給料と福利厚生
・NTTデータや野村総研(NRI)のような総合SIerほどの倍率まではいかない
・文系でも挑戦しやすい業務内容
・営業活動が少ないので穏やかな社風のところが多い

▷客先常駐が少ない

これは後述する事業内容が関係してきますが、金融のユーザー系SIerは主に同グループに対してのシステム開発がメインになります。

そのためSIer業界特有のいわゆる「客先常駐」は少ない傾向にあります。
また客先常駐があったとしても基本的には同グループ企業での客先になるため、精神的な疲弊感は少なくて済むのではないかと思います。

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