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満点の星空か 都会の灯りか

山の方のド田舎に行くと、本当に夜は真っ暗になって、晴れていると文字通り満点の星空が広がる。子供ながらに感動して、これが自分がそこで知った事実のひとつ

東京(だったと思う)の夜の灯りがまぶしくて、これじゃどんどん星見えなくなるなぁと思ったのが事実2

音楽が好き。音の強弱が好き。ジャンルはともかく”間”(無音の間)を大事にしていると感じる音楽は好き。ライブハウスで一瞬でも静寂を作れるミュージシャンを尊敬するし、それを見て聴きたくて行ってる節はある。これが事実3

心配性ですぐ不安になる性格だった自分。RPGの洞窟でたいまつの照らしたとこしかみえないのとかむっちゃ不安。人間関係でもテスト勉強でも、予防線や言い訳をちゃっかり用意していた気がする。でも、一番安心するのは紛れもなく不意打ちの安心、「よかったぁ~」と。準備はすればするほど不安への意識が大きくなるのも。これ事実4

携帯電話を入手した時、ほんとに連絡帳の登録数が少なかった。あれ、俺?寂しい人間なの?って思ってた。LINEとかSNSとかになっていくと逆に多すぎてわけわかんない。じゃあ、寂しくなくなったかというと、そこまでは変わってない気もする。寂しさの埋め方は増えた。でも、どっちにしろ本当に欲しいのは一過性のものではない大きな信頼関係。事実5

自分が何を考えたかというと、生きていると苦しいことや辛いことがたくさん出てきて押しつぶされそうになる。でも、意外と苦しいことや辛いことは生きることを妨げない。向き合えば強さになり、本当に苦しいことからは逃げたいのは普通。徹底的に追い詰められたとき、果てしなく絶望したとき、そういうときがあったけど、その過程で大切なものを得てるし(失ってもいるけど)、過去のことにしてしまえている。きっとこれからもあると思うけど、無くそう無くそうとすればドツボにはまることも覚えた。無い方が良いけど。事実6

満点の星空を見たくなった時に、漆黒の暗闇を受け入れられるか。この構造で今までの事実を全部振り返っている。ボクシングでいえば、小さいジャブやボディーブローを積み重ねて地道に勝ちにいくか、渾身のクロスカウンター一撃のチャンスに勝機を見出すのか、試合のプランの話。そのときどきに自分のプランはどうするのか。人生のプランはどうするのか。この2択プランを用意できるようになると上手くいった。そして、大概の場合はプラン通りにいかないのに最後は上手くいく。だから人生は面白い。事実7