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紙の辞書を引く

今日は久しぶりに紙の辞書を開いてみました。
きっかけは、今書いている占いの小説をで、言葉の使い方が正しいのかを調べる機会があったためでした。

いつもだと、ネットで言葉を調べて済ませるのですが、今日は何となく、紙の辞書を引いてみようかな。と思って開いてみました。

紙の辞書を開いて思ったのは、素直に面白いなぁ。と言うこと。

面白さの一つとして感じたのが、ネット上で調べる時は「この語句どういう意味だろう?」と言うパターンが多いのですが、紙の辞書の場合は同音異義語がたくさん並んである点です。

例えば、「貝」と調べると、貝と言う漢字だけではなく、他の多くの漢字の「かい」がたくさん出てきます。
「会」、「回」、「階」など、他に上げるときりがありませんが、たくさん出てきました。
また、「下位」、「甲斐」、「歌意」と言う形での同音異義語が出て来るので、時間がある時には目を通すことが出来ます。

また、例文を読むのも面白いです。中には個性的な例文があったりするので、読んでいて味わい深いと感じることが出来ます。例文を読むことで、使い方を確認できますし、自分の中で身に着けることもできます。

そして、類語や熟語を一気に確認が出来るのも一つの利点なのかなと言う気もします。
昔、チェックした漢字や熟語には、マーカーや付箋、折り目があったりして、使い込んでいく事で愛着感が湧くと言うのもあるかと思います。

あと、私が手にした辞書の巻末には「季語の一覧」なんてものも掲載されていました。俳句や短歌で使う季語って、こんなにたくさんあるのかと言うのを、改めて発見する時間となりました。

確かに、紙の辞書は大きくて重く、持ち運びには不便かも知れません。
また、単語を調べる場合だと、時間もかかると思います。
それでも、一つの言葉から派生してたくさんのことを覚える可能性はあるのは、紙の辞書ならではの魅力かなと感じました。

もし、皆様のご自宅に辞書が眠って居るようでしたら、一度何気なく開いてみて下さい。思わぬ発見があると思います。
テレビやスマートフォンで時間をつぶすよりも、辞書をパラパラと捲ってみるのも面白いかも知れませんよ。

きっと、自分の世界が広がります。

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