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ほんまもん

「ほんまもん」とは、関西弁で一流のもの。本物。偽物でないことを言います。

先日、星詠みをされている方がいわゆる「パクリ」を告白し、謝罪する呟きを見ました。

この方がされた事をざっくり羅列すると、
・記事の無断転載
・無断転載した記事の改変
・AIを使用しての改変
と言うことで、まあやってはいけない事のオンパレードをしつつ、報酬を獲ていたのです。

正直こういう人は、業界から消えてなくなれ。
そう言ってる私です。

この方とは別ですが、私の記事も無断転載をされ、それを改変しようとする輩はいるのを知っていますが、どちらにしても無断転載はやってはいけないし、やったら心は乱れますし、やがて地獄に落ちるんですよ。

最近の私を知っている方からすると、考えられないことを書いているように思いますが、占いを始めた当初はこんな事平気で言ってました。
今はそんなこと言いませんけどね。

はっきり言って、他の占い師さん達が同じように思われるのは正直心外。

私が少しだけ、「世の中の占い師像」を変えるような取り組みを、雑誌に取り上げられた矢先のことだったので、余計に残念に感じました。

占い師さんとして、いや、他の分野でも「伝える役割」を担うのであれば、日頃から努力や学びを積み重ね、実力をしっかり地に足をつけて、自分の力で歩いて行けるようになって欲しい。

そう願う私です。

占いの師匠はこんな話をしたことがあります。
「占いも勉強する時はな、真似する所から入ってもええよ。でもな、それは基本の部分だけや。
基本を踏まえてどうその人に伝えるかや。
そのまま転用しても意味無いで。ほんまもんやない。相手に響かんわな」

やっぱり師匠も「ほんまもん」になりなさいと言いたいのです。

実はこの話はとても深くて、理解できない方は理解できない。
ある意味リトマス紙的な話。
これがわかって、占い師さんとしては次のステージに進める内容だったりします。

これらの話に加え、「自分ばかり」、「自分だけ良ければいい」と言う考えだけで進むと、結果的に最初に書いたような行動に繋がるのは明白。

自己中心的な行動が、欲深さと混ざった結果、本来の目的を履き違えて結果的に人に迷惑をかける事になるのです。

本質的には、この世界って、誰かの力があって、自分は生きているんですよ。
この原則を時には思い出すことはとても大切。

今一度、自分の行動を振り返って、自分の胸に手を当ててみましょう。
「ほんまもん」が最後に残る世の中ですからね。

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