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香椎宮は大人の魅力

福岡に行って神社巡りをしたお話。
第三回です。
香椎宮に行ってきました。

竈門神社の話はこちら。

そして、太宰府天満宮での不思議な山登りの話はこちらです。

さて、香椎宮のお話。

香椎宮の存在は何となく知っていて、どんな場所が行ってみたいと前々から考えていたのですが、今回の福岡訪問で念願叶いました。

香椎宮へは、西鉄香椎宮前駅から15分歩きます。
なかなかの距離。だから、車の参拝客が多いのかと感じました。

太宰府天満宮に比べると、訪れる方はそれほどいらっしゃらず、ゆっくりとした時間が流れます。

御祭神は仲哀天皇、神功皇后。
仲哀天皇は世界平和や家運隆昌のご利益があると言われています。
神功皇后は安産祈願、延命長寿、芸能上達などの神様とも言われています。

写真が少ないのですが、今回は本殿をお参りし、その後不老水のところまで行こうと考えました。
私の守護との会話でも、ここは意見が一致。

ところが、本殿から不老水まで徒歩400m程度。なかなかの距離です。

本殿をお参りし、この旅の無事と感謝を伝えました。
そして、不老水の場所を目指します。

その前に、まずは巻尾神社を参拝。ここは勝負運と芸能運の神様です。
私は何故かここが気になりました。

仲哀天皇・神功皇后に仕えた五大臣の中臣烏賊津大連命(なかとみのいかつおおむらじのみこと)をお祀りし、勝負運向上 武芸上達の御神徳があるとされます。

香椎宮ホームページより抜粋)

ここまでの道程に感謝しつつ、今後の仕事運の向上を祈りました。
何となく、占いの話もしたような記憶もあります。

その後、不老水に向かうのですが、その途中の古宮に立ち寄ります。

古宮に入ってから、神様がたくさんいらっしゃるのがわかりました。
と言うか、ここは紛れもなく神域。

この中に大きく立つ御神木。
これこそ香椎の御神木で、香椎の地名はこの御神木から名付けられたと言われています。
(そんな神域の写真は私には撮れない・・・)

とんでもない力を持ったこの神木にこの地は支えられているのかと考え驚きましたし、感動すら覚えました。

その御神木に手を合わせると、誰の声がわからないが、私に「奥に行け」と言われます。
導かれるように歩くと、その先には大きな石碑があり、この石碑は仲哀天皇が崩御された場所と書かれていました。

そんな場所とはいさ知らず、神聖な森の中で私の身体は常に気が張った状態で、周りの気に押し潰されそうになりましたが、何とか自分の心を保ちながら不老水への道に戻ると、少し身体が軽くなった気がしました。

それにしても、またこんなところに連れてきたのか。そう思いましたが、きっとここも来るべき場所だったのでしょう。
いくつかパワーを授かり、不老水を目指して歩き、ようやく到着。

不老水。奥にお水があります。

不老水は、かつて仲哀天皇、神功皇后に献上していた水で、献上していた竹内宿弥もこの水を飲んで長寿を全うしたそうです。

そんなお水を柄杓で汲んで、手に取り、ほんの少しだけ口にあてます。
あてると、このお水は少し甘い感じがしました。
(基本は煮沸して飲むものですので、直接飲まないようにしましょう!)

これで私も不老長寿だと思いつつも、よくここまで歩いてこれたなと感激した次第です。
ここでいったん、目標を達成。

その後、高倍神社も訪れご利益を授かり、本殿に戻ってきました。

これでおしまい、ではなく、武内神社を参拝。
この道程を意気に感じて歩いたことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

最後、弁財天を参拝しようと考えて歩いていた時に、この石碑を見つけました。

人生意気に感ず

思わず吹き出しました。

最後に弁財天を参拝し、良いお参りとなりました。
ちなみに、こちらの弁財天。
説明の立札に、江ノ島弁財天の話があったのが印象的でした。

香椎宮は、とてもいい意味で大人のイメージがしました。

不老水と言う水の存在もあれば、神木も在られます。

そしてたまたまかも知れませんが、参道にはいくつかおしゃれな店があり、休憩するのも適している場所もありました。

じっくりと神社を愉しみたいと言う方には向いていると感じました。

あと、運動不足を解消するには最適です。
そこそこ歩きますので、よいお散歩になると思います。

パワースポットもたくさんありますので、ゆるく温かい時間を迎えるのであれば、相応しい場所だと感じました。

福岡観光は、どうしても太宰府天満宮の名前が先に上がりますが、香椎宮も見るべき場所はたくさんありますので、ぜひ一度訪れてみてくださいな。

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