専門用語は使わない
今日のお仕事での話。
別の部署の人がZOOMでの雑談で、私にこんな話をしてきたのです。
今日はお客さんが、「あるデータを読めるようにしたい!」と言って、Accessにインポートしたら終わりかなと思ったら、「Accessにインポートできない」と言われたんですよ。
そこで私はSQLServerにデータを流し込んで検索まで出来るようにする荒業で対応したんです。
お客さんが「そんな事もできるの?」と聞いてきたので、「できるんですよ」と言いながら、欲しいデータに加工してお渡ししたら、ものすごく喜んでくれました。
いい話でしょ?僕、頑張りましたよ。
そう言いたかったように聞こえました。
この内容でも、私には伝わりました。
でも文章にすると、わかる人にしかわからないお話ですよね?
普通の人だと「Accessって、浅倉大介?」って言われてもおかしくありません。
(これもわかる人にしかわからないか)
折角ですし、別の部署の方がしてくれた話を、皆さんにわかるように、別の例えで言い換えてみました。
お客さんが「マグロの刺し身を食べたい」って言ってきて、私はマグロの切り身を刺身にするだけかなと思ったら、お客さん。マグロ丸ごと抱えて持ってきたんですよ。
お客さんはお客さんなりに考えて、自分の包丁で切ろうとしたんですよ。でも、切れる訳がない。
なので私が「その包丁じゃ切れないですよ」って言って、僕が「マグロ用ののこぎり」を持ち出して豪快に捌いたんですよ。
お客さんは「そんな事もできるの?」と言ってビックリしたので、「できるんですよ」と言いながら、切り身にして、刺し身に仕上げて、醤油を何種類か用意して渡したら、ものすごく喜んでくれました。
こう伝えるとわかりやすいですし、「何かこの人すごい」って相手によってはなるじゃないですか。
IT系に勤める男子が、気になる女子にすごいと思わせたい場合はどうぞ使って下さい。
もし、気になる方が同業なら全然大した話ではありませんので使えませんが。
まあ、ものは言いようなのです。
最初の話に戻りますけど、専門用語を使い過ぎると、聞いている相手はついてこれないですし、困ってしまいます。
聴き手から「話のつまらない人」と思われる可能性もあります。
そう思われないようにするためにも、わかるような別のものに例えて説明することも、相手への思いやりとして必要だなっていつも思います。
今日の話を書いていて思い出したのですが、私も以前こんな話を書いてました。
きちんと伝えることは、とても大切です。
聴く人を意識して、相手が理解できる言葉で話すようにしましょうね。
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