見出し画像

【キング・オブ・深夜バス はかた号体験記(東京→福岡)】〜地上を動く個室に15時間乗って遠征へ~

現在、関東に在住しているアビスパ福岡サポーターの私ですが、開幕戦を現地でみたいと思いホームスタジアムがある福岡市へ深夜バスはかた号に乗って遠征することを決めました。

① 「はかた号」とは

いつもは飛行機で移動していますが、今回は夜行バスで行くことに
(今シーズンJリーグ開幕戦といったところもあり、勢いで決めました)

因みにはかた号とは、、

はかた号とは、東京~博多を結ぶ、走行距離1,100キロ、最大乗車時間14時間超の夜行バス。そして、はかた号を運行している西日本鉄道はアビスパ福岡のスポンサー(ここ大事)

今回私は東京から福岡に向かいましたが、毎日福岡からも東京へ1便出ています!(時期によっては1日2便も)

今シーズンは関東アウェイの回数も去年より増えましたので、飛行機以外での遠征をチャレンジしたい方はぜひはかた号に乗ってみてください。(もちろん福岡にこられる他サポの皆さんも!)

今回「はかた号」での遠征は「プレミアムシート」という、夜行バスなのに個室という特別仕様の席へ乗車(バス内に4席のみ)

地上を動く個室と私が勝手に名付けました。

通常の3列シートで福岡から東京へも行ったことがありますので、そちらの様子を知りたい方はぜひ以下の記事を見てみてください!(2年前まだ少し若かった)

↓ 記事はこちら

以下乗車体験記になります。

② 乗車当日

都内で勤務している私ですが、仕事終わりにそのまま新宿へ直行。

東京でのはかた号の発着場所は「バスタ新宿」という新宿駅近くの大型バスターミナル内になります。

休み前の夜ということもあり、人混みがすごいですが、書き分けていくと見慣れたロゴが

はかた号の出発場所に到着しました。

今回乗車のバスであるはかた号が登場です。なお本日のバスは満席でした。
(乗客をチラッとみたところ、年齢層・性別は様々。友達・カップルというよりは1人で乗る人が多い印象)

1.21:00 はかた号へ乗車

前回は奥にある通常シートでの乗車でしたが

今回は空いていたこともあり少し奮発して個室タイプのプレミアムシートを選択

夜行バスは今まで10~20回ほどは乗ったことがありましたが、乗車後にお茶とアイマスク・ボディシートをもらえる夜行バスは知りません(むしろ分かる方がいましたら教えてください、、)。

正直、他の夜行バスでこんなサービスを受けたことがありません。はかた号の素晴らしいところですね。

座席の後ろには備え付けトイレも完備されていました。
※写真は撮っていないのですが、バス内真ん中あたりプレミアムシートと3列独立シートの間にありました。

2.21:10 バスタ新宿出発

バスが出発しました。

ここでプレミアムシートの一部を紹介します。

掛布団つきで座席は革張り

天井まで座ったまま手を伸ばしても届かないほど高く圧迫感は少な目でした。

ビジホにありそうなスリッパと万が一用の袋
座席の上部。ハンガーの隣にはバック等をかける場所が
足元には換気口があったので、
こもって乾燥するといった感じもありませんでした。
充電器とドリンクホルダー、ゴミ箱も

個人的には置くだけでスマホを充電できるのはありがたかったです。(逆側にはUSBポートは2つ、その近くにはモバイルバッテリー等おける小スペースがあったのもポイント高)

そしてPCを置けるほどの机も

東京の夜景を見ながら飲むお酒は格別ですね(新幹線みたいに周りの目を気にせず酒も飲めるのはありがたい)。

一方で椅子には暖房・マッサージ機能もあったもののそんなに威力は強くはなくリクライニングもフルフラットではないので、とても寝やすいかと言われればそうではありませんでした(個人的感想)

ただ足元には大きめ足置き台があったので、ゆったりと足を伸ばすことができます。

3.24:15 静岡SA到着

1時間近くの遅延。。
1回目の休憩でした。ここで腰を休ませます(個室とはいえ、フルフラットではないので少しは体動かしたくなります)ここでトイレ休憩と歯磨きを済ませて、夜を迎えました。

4.24:35 静岡SA出発

ここから就寝タイムに。普通の夜行バスであれば消灯時間になると真っ暗になって、スマホを扱うのすら躊躇しますが、ここは個室。消灯時間後も、電気をつけて外の景色みながらまったりできます

気づいたら寝ていました。。

5.26:40 鈴鹿PA(三重県)到着

ここでは乗客が降りれないものの、ふと目が覚めてしまいました。。

6.6:40 福山SA(広島県)到着 ※翌日

目が覚めてスマホを開くとびっくり広島です。
(ここもおそらく運転手さんの休憩用であり、乗客は降りれなかったです)

7.9:00 佐波川SA (山口県)到着

やっと山口です。。
もはや飛行機の早朝便なら福岡空港につきそうな時間ですが、バスだともう少しかかります。

このタイミングで朝の歯磨きに行って、昨日買った朝ごはんを食べました。

8.10:50 小倉駅(福岡県)到着

ついに北九州に到着しました。が私は福岡市内で降りるため、もう少しバスの中です。乗客の1/3くらい出ていった気がします。

9.12:20 天神バスターミナル(福岡市)到着

やっと着きました。。時間にして15時間以上。。元々博多バスターミナルで降りる予定でしたが、遅延が1時間近くあったので少しでも早く外の空気を吸いたくなって天神で降りることに
(降車順は小倉→天神→博多

※博多で降りる予定で予約していましたが、どちらでも問題なかったです。

③ プレミアムシートに乗った感想

個人的意見ですが、
車酔いがあまりない人で普段と違う移動手段に興味がある方であれば意外とアリではないかと思います。

圧倒的に良かったのはサービスの良さと夜行バスにも関わらず快適なところです。長距離が故に細かい配慮が多くありました。

「キング・オブ・夜行バス」と言われていますが、「ケツの肉が取れる」夢なんて今のはかた号にはありません。若干の腰への負担はあるものの思いのほか快適でした。

デメリットとしては高いといったところです。時間かかるのでコスパも悪いです。安い時期ならJAL、ANAでも羽田~福岡で1万台で、しかも成田まで行けば、peach・ジェットスターもあり、そっちのほうが安いので、コスパのいい旅をしたい人は、マネしないほうがいいです。

リクライニングが浅いので個人的にはネックピロー必須でした。ないと朝起きた時、首痛くなる可能性大です。

色々書きましたが
夜行バス遠征を味わいたい人は、ぜひ一度乗車してみてください。

【参考】購入方法と金額について

ここからははかた号に乗ってみたいという人に参考になればと思い記載しておりますので、特段興味ない人は消してもらって大丈夫です。

1.購入方法について

購入方法は以下3つになります。

・WEB(ネット)
・窓口
・電話

前回福岡から乗ったときは、博多バスターミナルの窓口で直接買いましたが、今回はネットで買いました。

↓ 購入サイト(ハイウェイバスドットコム)

※西鉄のサイトを見る感じ「@バスで(九州バスネットワークポータルサイト)」でも予約受付でいました。

↓ 九州バスネットワークポータルサイト

2.金額について

購入方法によって金額が変動します!

WEB予約:ダイナミックプライシング
窓口(券売機)・電話での購入:一律固定金額

金額については以下になります。

参考:西鉄サイト ※ビジネスシートは独立3列シート

私が買ったのは木曜(翌金曜祝日)でしたが、プレミアムシートの金額は「21,500円」でした。その為ダイナミックプライシングではあるものの、窓口より安い金額となりました。売行きで金額も変わるダイナミックプライシングですが、GW・年末年始だと金額はもっとあがるかもです。逆に日~木出発はさらに安かったです。

予約は乗車日の2か月前から販売していますがプレミアムシート4席しかないので販売開始とともに購入をオススメします。(オンラインの場合購入後のキャンセル手数料は110円/枚なので、キャンセルしてもダメージは少)

私は販売開始翌日に買いましたが、残り1席しか開いていませんでした。

上記記載の詳細については以下公式サイトも参照してみてください。

④ 最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Jリーグは開幕したばかりでこれから遠征をされるかたも多いはずです。もし飛行機以外でも東京-福岡間の移動を検討されている人は「はかた号」にもチャレンジしてみてください。

この記事は有料ではないものの、もし記事を読んでみて良かったと思う方がいましたら、イイネ・フォローしてくれると嬉しいです!

(完)

・noteで書いた他の記事はコチラから

・X(フォローしてくれると嬉しいです)


よろしければサポートお願いします。いただいた費用は遠征等、記事製作に使用していきたいと思います。