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「貨幣は負債である」その帰結とは?①

借金という形で貨幣が発行され
 世の中にお金が回る

◉「徴税があり、その手段が貨幣」が続き、インフレ抑制に細心の注意を払い、貨幣量を調整etcできると、仮にしよう。

でも

◉「財政規律が大事!」と政府が債務を無くすようにした場合
 その社会にあるお金をすべて回収することになる。

で、それで終わらない....

借金として発行している以上、利息分も徴収しないといけない。

そうなんだ。

【 つ ま り 】
担保として設定した家や土地といった実物価値そのもの。

それがとられてしまうんだ。

利息は「相手から余分に受け取ることを正当化する方法」

シンプルに土地で考えると、現在の日銀券が誕生した前から権利関係が確定していた土地もあるはず。
そういったものを含めて「合法的に収奪する」手段なんだな。

【 そ れ ゆ え に 】
「国債(=貨幣)を発行する決定権(政府)」と「貨幣を発行する権利(中央銀行)」の力はやはり甚大で暴力的だな!!

「その手綱をどの程度きつくするのか?」
裁量権を一機関にゆだねるのは危険すぎる。

「それぞれが明確に独立する」ことは社会設計としてめっちゃ大事なんじゃないかな...。

そして
もうひとつ大事な視点。。。

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