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対話のワークショップ:メモ1

とあるコミュニティで「自分たちのコミュニケーション、そのスキルって大事だよね」って話になりまして。

いくつか頭に浮かんだメモ…


1)誰しも意見が言いやすい雰囲気

■きちんとした服装+敬語
vs
■ラフな格好+普通の話し言葉
 で同じ内容の自己紹介をして、どう印象を変わるか?

要は
『メディアはメッセージ』です。
あるいは
ノイズこそが大事』です。

マクルーハンの名言

話の内容(メッセージ)でなく
実はその風貌・様子・媒体・音程・スピード・ツールetcそのものが
何かを受け手に伝えている、ということ。
*内容以外の側面にちゃんと関心をもつことの大事さ。

2)この対話、どこが間違ってる?

1年前から、歯医者に通ってまして歯医者さんって嫌ですよね?
ギィーー、ガリガリガリ~みたいな。
「歯は大事だな、歯の日頃のケアちゃんとしなきゃな」って実感してる。

で歯を大事にするためにどうすれば良いか?っていう話をします。
話が終わった後に1つ質問をしますので、よく聞いてくださいね。

・まず具体的に友達が「電動ブラシが絶対イイ!」って言っていたのを思いだして奮発して買って使い始めました。 毎分25千回転なので、ちょっとびっくりするくらいの歯がクキクキ感あって、まずは具体的に対策開始♪

さらに~
さらに~…と話を続けていく。
最終的に「歯を守るためにウイダーインゼリーだけで、飲み物も水だけで外食もしない」的なことに(驚) (それぞれの対策は身体によいもの)
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と話をした後に

『この話のどこが間違っているでしょうか?』と問い、グループで議論をしてもらう。
*そもそも「間違いはない」という意見もあるだろうし
*各論について間違いを指摘する人もいるかも。各論は正しいけど全体(総論)に違和感を感じるという人も…
*前提の確認、間違いの定義が必要っていう意見も…

議論している問いそのものを疑うことも、時には必要。
議論の前提や、言葉の定義を確認することも大事。
各論と総論、それぞれに議論する意義がある。

3)「子どもに宿題やらせる」状況で…

参加者2~3人に、親役をやってもらい、具体的な対話をしてもらう。
(主催が子ども役)

それを受けて「どの点が良いか?悪いか?」意見交換する。

その上でもう1回
別の参加者2~3人に親役をやってもらい、もう1回良かった点や改善点などを意見交換。

本人に行動変容してもらうには
「こちらが言う」よりも「本人の自覚・腹落ち」が大事
大事なことはこちらが言わない」、「本人に言わせる」

コーチングのコアですね。

「自分が正しい」と「自分だけが正しい」は違う。

要は3つとも「自分の情報の受け取り・見え方」は”普段の生活のまま、なんとなく”意識をしていないんだけれど、「こういう、モノの見方があるのか?」というような視野の変更・獲得ですね。

視野の変更っていうのがすごく難しい。

これは体験の積み重ねで
「素直に受け止める強さ」を強化していくしかない。

「自分のモノの見方だけが正しい訳じゃない」

「自分が正しい」と「自分だけが正しい」は違う。

大事ね~(関連記事

「△だ!」も「〇だ!」も両方正解、見え方が違うだけ。


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