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2:6:2の2割の不満を消していこうby山田昭男

#コンヒラ #未来工業 #山田昭男  

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、未来工業の創業者、山田 昭男氏の著書を読みました

▼この書籍の中で一番印象に残った文章があります。
「2:6:2の法則があるが、私の持論だが社員一人一人の不満を消そうと細心の注意を払っていれば、この不満を持つ2割の人たちを、6割のレベルまで引き上げられる。その2割の人たちが仕事への意欲を引き出す仕組みを、私はいままであれこれと考えて実践してきた、といっても過言ではない」

▼この文書が印象に残ったのには理由があります。現在当社は毎月2分ほどで回答できる、匿名の社員エンゲージメントアンケートを行っています。そのスコアの分布比率が見事に2:6:2に分かれます。そして同時に「こうすればもっと会社はよくなるのではないか?」という匿名コメントも一部の人が書いてくれているのですが、そのほとんどは、不満を持つ2割の人たちだと思います。そして、実は不満のない2割の人は何も書かないことが多いようです。そのため、この不満に対して一つ一つ丁寧に部門長会議で審議しながら、場合によっては社員を巻き込んで解決に取り組んでいます。

エンゲージメントのスコアは2:6:2に分布

▼このように取り組んでいると、一部の方からは「2割の方の不満を聞いていてはキリがないのでは?」と言われることがありました。しかしこの山田昭男氏の文書を読んで、「あー。間違ってなかったかな」と自信を持てるようになってきました。
昔から未来工業のことは知っていたのですが、昔は「無理でしょ」と思っていたので、読む気にならなかったのですが、今の当社なら「できるかも」と少し思えるので、読んでいて勇気づけられました。自信のある方は一読をお勧めします


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