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組織化に向けて「ポケット一つの原則」

#コンヒラ #朝礼 #ポケット #整理整頓 #5S #組織

本日の、輪番朝礼スピーチは、私、山本による「組織化に向けた施策」のための意思決定の目的説明でした。具体的には「業績報告会(部門長会議)の意思決定を、入社したら読む本に集約する」という内容です。

この情報を1か所にまとめる整理方法を「ポケット一つの原則」と言います。出典元は、私が学生時代にバズった超整理法

▼資本提携を狙い、中長期的に組織が大きくなるビジョンに向けて、意思決定プロセスを、昔のトップダウン式から、部門長会議(当社では業績報告会という)による意思決定プロセスに徐々に切り替えています。すると、毎月「業績報告会の意思決定」が回り始めたのですが、トップダウン式から、業績報告会による意思決定プロセスに組織的に動き始めると、次々と決まり事の改定や、新規決定が動き出したため、新たな課題が生まれました。 

▼現在の課題は
「業績報告会の意思決定を議事録で都度社内周知する」方法ですが、以下の問題が起き始めました。
1)過去の議事録を記憶をたどって「発掘」する必要がある(探す無駄ゼロ)
2)どれが「最新版」なのかわからない(履歴管理なし)(探す無駄ゼロ)
3)どの規程に反映させるか迷う、
  または該当する規程自体がない(原紙一つの原則に合わない)
4)相談した相手によっても「基準」が変わる。
5)相談した相手も1)~4)で同じく膨大な無駄が生まれる。
6)上記の1)~5)の問題が「幾何級数的に複雑に膨れ上がり続ける」

社内説明用イラスト(課題状態)

▼「組織化」に向けて、「業績報告会の意思決定を入社したら読む本に集約する」という意思決定をしました。これにより以下の効果を狙います
1)「入社したら読む本」の最新版だけが原紙になる。(探す無駄ゼロ、メンテ性)
2)文中にリンクが張れる。
3)テキスト検索ができる⇒将来は直感的検索にできる。(検索性)

社内説明用イラスト「ポケット一つの原則」対応後

▼更に「入社したら読む本」は近い将来「経営指針書」にグレードアップ予定です。「入社したら読む本」が「経営指針書」になると、「経営理念」「経営計画」から「日常タスク」「コンピ」「改善基準」などまでが網羅されるようになり、皆さんは日常的に頻繁に閲覧、利用されるようになります。もう少し時間をかけて進める予定でしたが、資本提携が計画より前倒しで動きだしそうなので前倒しで私の方で着手することにしました。なぜならコンヒラの意思決定方法をある程度文書化しておけば、資本提携が進んだ時に、相手側がコンヒラ側の意思決定プロセスを理解、尊重しながら進めてもらえるからです。

▼なお、現在業績報告会では、1月の人事昇等級にむけて「G0等級がG1等級になる基準は?」と揉めています。

イメージイラスト

これは、ものすごくよい現象で、業績報告会が本来の役割を真剣に話し合い始めたと考えています。(以前は、社長が決めたことで終わってたから)
そして、ここで決まった意思決定が、また「入社したら読む本(経営指針書)」に反映されながら同じビジョンに向けて、何をするかが組織として統一した方針で動くことができるようになるのです。
そのため、これを「経営指針書」と言うべきなのです。

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