中国語の勉強、紙の本と電子書籍どっちが良い?
こんにちは、中国語学習コーチの伊地知(@taroijichi)です。
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今回は中国語の勉強をする際に、紙の本(教科書やテキスト)と電子書籍どっちが良いのかということについて書かせていただきます。
いきなり結論、どっちが良いの?
結論としては、落ち着いて家で勉強する時には紙の本を使い、移動中が外出先では電子書籍を使うというように、両方持っていて使い分けるのがおすすめです!
それぞれのメリット・デメリットがあるので、それを補い合うように使うというイメージです。
紙の本のメリット
紙の本のメリットは以下の通りです。
①パラパラめくれる
②メモできる
③自分が全体のどこにいるのか直感的にわかる
これらがやりにくいのが「電子書籍のデメリット」と言えます。
一つひとつもう少しだけ詳しくお伝えしますね。
①パラパラめくれる
語学学習において、本当の本当は紙の本が良いです。
なぜかというと
「あ~、これどこかに書いてあったな。どこだっけな?」
パラパラパラとめくり
「あ、あった!これこれ」
という、このパラパラパラができるからです!
電子書籍もこのパラパラをできるようにと機能が充実してきているものの、まだまだ紙の方がはるかにやりやすいです。
※逆に言うと、小説などのように基本的に戻ることをあまり想定していないものであれば、電子書籍最高です。中上級の方であれば、微信读书などの中国現地のアプリで原書を多読するなど超効果的です。
②メモできる
こちらも電子書籍でも機能が追加されているものもありますが、やはりまだ紙の方が気軽に直感的にメモを書き込むことができます。
教科書に書いてある内容を自分なりに一言でまとめてメモをするなど、もちろん別のノートを準備してまとめるのもすごく効果的ですが、本に直接書き込むという選択肢があるのはメリットですね。
③自分が全体のどこにいるのか直感的にわかる
これは、紙の本だと全体の厚さがどれくらいあって、今その全体の中のどこに自分がいるのかが直感でわかるというものです。
「あ~、もう半分は超えたな」
などが直感的にわかるとモチベーションも上がりやすいですよね。
あとは、見開きのページなんかで説明されているテキストが多いので、そうした見開きが見やすいというのもありますね。
電子書籍のメリット
電子書籍のメリットは以下の通りです。
①いつでもどこでも使える
②メモをまとめて見れる
③検索がラク(なものがある)
これらがやりにくいのが「紙の本のデメリット」と言えます。
一つひとつもう少しだけ詳しくお伝えしますね。
①いつでもどこでも使える
これが電子書籍の最大のメリットですね。
まず入手がラクで、海外にいても瞬時にその本を手に入れることができます。
さらに、どんなに沢山持っていてもかさばらないので、移動中、外出先、どこにでも持って行って、いつでもどこでも勉強することができます。
「本持って行こうかな、や、でもかさばるし、もしかしたら使わないかもしれないし」
という変な葛藤がなくなるので、実はこういう思考や時間の節約にもなります。
②メモをまとめて見れる
こちらは電子書籍ならではで、マーカーをつけたり、メモをしたりした場合、後からそのメモやマーカーを一覧で見ることができます。
紙の本ではパラパラとめくれるのがメリットですが、こうしたマーカーを引いた箇所などはパラパラと探さないといけません。
③検索がラク(なものがある)
これは電子書籍のデータの形式にもよるのですが、ちゃんと文字を認識してくれるOCR処理がされている場合、検索機能で「是的構文」などで検索することが可能だったりします。
ただ、文字ではなく画像として提供されているものもあるので、その場合は使えないですね。また、OCR処理も精度がイマイチで、特に中国語の教科書ではあまりうまく検索にひっかからないことがあります。(英語の方がうまく検索できる印象です)
電子書籍、おまけのデメリット
電子書籍は、通常「閲覧権限」を買っているものなので、もし電子書籍のサービスが終わってしまった場合、それらが自分のものとして手元に残らないということがあります。(PDFとして手元にある場合は別です)
また、どうしても画面上だと頭に入らない、印象に残らないという方もいらっしゃるようです。
【まとめ】改めて、どっちが良いの?(個人的活用法も紹介)
ここまで紙の本と電子書籍それぞれのメリットを紹介してきました。
自分の好きな方を選択すると良いのですが、もし予算が許すのであれば、冒頭でお伝えした通り、
メインは紙の本を使い、家ではそれを使って勉強する。
移動や外出の時には電子書籍を持ち歩く。
が良いかと思います。
私の場合ですが、元ミニマリストということと、一点集中が好きなので、
参考書・テキスト系のものは最初に紙で購入し、かなり読み込みます。
その本に何が書いてあるかある程度把握できるくらい読み込んだら、その後は紙ではなく電子書籍に移行します。(なので、かなりの頻度で本を購入しますが、家にある紙の本は常に数冊です)
また、小説系の場合、どうしてものんびり紙で読みたいなあと思うもの以外は電子書籍を使っています。
今回は、語学コーチングで多くの方の学習をサポートしてきた経験から感じたこと、そして私個人の好みや経験から感じたことを紹介させていただきました。みなさんの感じるそれぞれのメリットや活用方法など、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。
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