見出し画像

中国語学習のゴールって何?どうやって設定するの?

中国語コーチングスクールthe courageの伊地知です。

これまで忙しい社会人を中心に本気で中国語を学びたい方が本気で学べる場を提供し、徹底してサポートしてきました。

今日はthe courage受講生にもよく伝えている、「中国語学習のゴールって何?どうやって設定するの?」について解説します。

みなさんの今の学習を見直すヒントや、今後の学習のヒントになれば嬉しいです。


そもそも中国語(語学)学習にゴールってあるの?

そもそも中国語や英語などの語学学習にゴールはあるのでしょうか?

ある人もいれば無い人もいる

結論としては語学学習のゴールはある人もいれば無い人もいます。

言葉は自然現象なので、運用能力を極めようと思えばどこまでも極めることができますし、運用能力向上ではなく語学の研究をしようと思ったとしてもその研究が終わることはありません。

本当は語学に限らずビジネスでも何でも、極めると決めたらゴールは無くなるものなので、語学学習にもゴールは無いと言えます。

ゴールは自分で設定するもの

ただ、ゴールがある人もいます。

それは、ゴールというのは明確な基準があるのではなく、自分で設定できるすごく主観的なものだからです。

例えば、過去にあった印象的なケースでは、アプリ開発のお仕事をしている方で「中国の決済アプリの使い方を知りたいので、単語の意味がある程度分かるようになりたいです。」という方がいらっしゃいました。

この方にとって中国語学習のゴールは特定のアプリに出てくる単語の意味が分かり、操作ができることでした。

そして、数ヶ月でそのゴールに到達し、その後はアプリ開発に全力を注いでいました。

そう考えると、「言葉は話してコミュニケーション取ってなんぼですから」という言葉なんかも、実は発話者の価値観がタップリ含まれてるのが分かります。

他にも、「仕事は英語で対応できるから、中国語は会食で少し会話ができたら満足です。」「通訳無しで自分で商談をまとめられるようになりたい」など、人それぞれのゴールがあります。

運用能力を極めたいという方や研究者は「語学学習にゴールはない」と言う事も多いです(私もそう感じるタイプです)が、それはその人にとってという前提があるものなので、ゴールを設定しちゃいけないんだということではないですね。

ゴールを設定する必要はある?

もし効率良く成果を得たいのであればゴール設定をした方が良いです。

ゴール設定をしないというのは、目的地や時間を決めないでフラフラと散歩に出るようなものです。

気候が良ければすごく気持ち良いですし、心が潤うことも多いので、こういう方法も選択肢の1つです。

一方で、ゴール設定をするというのは、いつまでにどこに辿り着きたいということを決めて、そこに向けての最短ルートやペース配分を考えながら走り出すイメージです。

なので、もし効率良く結果を出したいという気持ちがあるのであればゴールを設定しましょう。

※散歩好きな人にゴール決めろよと言ってみたり、ゴール設定頑張ってる人に急いでも意味ないと言ってみたり、こういうのは本当に意味が無いです。人のことは置いといて、今自分が求めてるものを大切にしてくださいね。

どうやってゴールを設定する?

ゴール設定の方法として有名なのが「SMART(スマート)」というフレームワークです。

以下の頭文字をとったもので、これらを意識することで効果的なゴール設定ができます。

  • Specific:具体的である

  • Measurable:計測可能である

  • Achievable:達成可能性がある

  • Relevant:目的に沿っている

  • Timed:期限がある

ゴール設定についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

また、ゴールは「期間に対してのゴール」という考えで良いので、この2ヶ月のゴールは◯◯など決めて、2ヶ月後には次のゴールを決めて、というようにこの短期・中期のゴール設定を繰り返して長期のゴールに向かうというのも良いですね。場合によっては長期ゴールは前述した終わりの無いゴールかもしれませんし、途中でゴールが変わることもとっても自然なことです。

最後に

こうしたゴール設定の考え方含め、中国語をどうやって学べば良いかという具体的な方法を個別でプロのコーチに相談いただくこともできます。

無料のカウンセリングなので、気になる方はぜひご活用ください。(カウンセリング予約はこちらから)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?