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妖精綺譚を書き終えて

 まだまだ修正・校正が必要なので、「完結」とか「書き終えて」という言葉に抵抗はあるのですが、「書き終えた」という安堵感を抱きたいと思うことをお赦しください。
 今日と明日は妖精綺譚から離れて、猫たちとマッタリします。

 毎回のことながら「新しい物語」を創作する時は不安でいっぱいです。オンボロのイカダで船出をするような気分で、新しい島に辿りつけるのか、難破するんじゃないかとドキドキします。

 ちなみに昨年は書き上げられず難破しました。また1作品はモデルの方にkindle出版する応諾をいただけず「負け戦」ばかりでした。それでも
「ドキドキすること やめられない oh yeah!」(特定の世代には通じますよね)
とかも思う訳です。

 今回「妖精綺譚」という約5万文字の物語を紡ぐのに、2ケ月ぐらいの期間を要しました。話の種を集め始めたのが12月途中です。当初は紙のノートにネタを書き出しては、頭の中で登場人物や展開に想いを巡らし、12月30日に現地を訪問してイメージを膨らませました。
 構想を具体化するために1月6日に再度現地を訪問し、情報収集を行いました。この1月6日の現地訪問で、更に話の種を仕入れ、一気に構想が膨らみました。

「自分に物語を書く力があるのか」
「読まれない物語に意味があるのか」
と自問し、
「そんなの、知らんがな 
 書きたいことを 書きたい時に 書きたいように書く」
と自答しながら、創作と取っ組み合いを続けています。書くことで

・お金を儲けたい訳じゃない
・作家を目指している訳じゃない
・賞が欲しい訳じゃない
・承認欲求はそれほど高くもない
・成長欲求は高いかもしれない
「もっと面白い作品を書きたい、読者に楽しんでいただきたい。そして書くことを楽しみたい。まだ見ていない景色をみたい」
 そんな想いを死ぬまで持ち続けたいと考えています。新作の創作だけではなく、機会を見て過去作のリライトもしたいと考えています。
 けど、まぁ暫くの間は、駄楽駄楽しながら余韻を楽しみたいと考えています。

 少し充電したら「妖精綺譚」の修正とか、登場人物のスピンオフとかを楽しむつもりです。
 ちなみに「妖精綺譚」のkindle出版は4月中旬を想定していますので、2月から3月にかけて、ゆるゆると修正をしていく考えです。
 表紙を外注しているのですが、納期を「3月末」と設定していますので、そこまではkindle出版できないとも言えます。
#何を書いても最後は宣伝
としていますが、いくら売れても読まれても、私の懐は膨らみません。けど、それが良いのです。
「福島太郎は一人のために」
綺麗事ではありますが、賞よりも、利益よりも、
「読んでくれた。作品を楽しんでくれた」
その嬉しさを書く力に変えて、書き続け生きていきたいのです。
 さて、2月9日17時から、こちらの3冊の「無料ダウンロードキャンペーン」を予定しています。

妖精綺譚は、こちらからお読みいただけます。
5万文字への挑戦、お待ちしています。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。