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【駄文】紙の本の発刊あれこれ

 おはようございます。KDP「Kindle ダイレクト・パブリッシング」関連のお話です。電子書籍等の発刊を考えている方の参考になれば。
 電子書籍について、表紙も含めデータを自分で作成できれば、「経費0円」ということになりますが、紙の本を発刊しようとすると、専門の業者さんじゃないと難しいのではないでしょうか。

 ということもあり、電子書籍のデータを作製する技術も知識もない、私の場合は、電子書籍のデータ作成の段階から「代行業者」さんに発注しています。
 業者さんにより、サービス内容と費用が異なりますので、どこが良いというのは一概には言えないのですが、「紙の本」に関して、まだ2社しか依頼していませんが、ランニングコストが大きく異なりましたので、御報告です。

 記憶による概算ですが、「公務員のタマゴに伝えたい話」の場合は、
『「印刷経費」が1800円を越えるので、定価はそれ以上にしてください』
ということでした。もっと安くしたかったのですが、申し訳ありません。
「恋する旅人」の場合は、
『「印刷経費」が850円を越えるので、定価はそれ以上にしてください』
ということでした。で、きりのよいところにしました。
文章の量は、公タマ伝の方が多いものの、経費は半分近く圧縮されました。有難いことです。パブフルという事業者さんです。

 また、有難かったのが、「キャッシュフロー」の関係から、当初は「電子書籍」だけを発行したのですが、2ケ月を経過して、「紙の本」も欲しくなってしまい。
「今さらですが、紙本の製作もお願いできますか」「いいよー」
ということでした。
 
「電子書籍だけではなく、紙の本も欲しいけど、キャッシュフローが心配」
という方は、私と同様に「2段階発注」で、例えば電子書籍でのロイヤリティを貯めてから、紙本の経費にするということも可能かと思われます。(私は貯まりませんでした)

また、電子書籍の際には、年末年始を挟みましたが、発注から1ケ月かからずにAmazonでの販売に達しました。紙の本については、データの蓄積があるとは言え、発注から販売まで3週間もかからなかったと思います。3月上旬に依頼し、3月22日にはAmazonで販売開始、即日購入申し込みし、23日には「紙本」が手元に届き、24日、25日には「お世話になった方々」に紙本を贈呈することができました。

POD(プリントオンデマンド)という仕組みですので、「在庫はありません。注文を受けてから、印刷・製本して送付します」という仕組みなのですが、

「何で注文した翌日に届くの? 何ていう不思議な時代だ!」
と、驚かずにはいられません。しかも、代行業者さんとの交渉は「メール」のみです。印刷業者さんとは、何のやりとりもありません。
 本の刊行ということだけで言えば、
「一歩も家から出ない。一言も口を聞いていないのに、家に、自分の制作物としての紙の本が届く」
という現象が起きているわけです。

 なんとも不思議な話です。ちなみに、紙の本に要した追加経費は「21000円」だけでした。ネットバンキングで振込みましたので、支払いに関しても「1歩」も出ていません。

 家から1歩も出ないのに、紙の本の製作に踏み出した話でした。
 本を作成したいと考えていらっしゃる方の参考になればです。

 株式会社スウィングマンさん、創業20周年おめでとうございます。

そして、本の購入はこちらからお願いします。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。