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唐突ですが、寺田克也先生のこと

 「女神にお礼参りを2」で、イラストレーター「寺田克也」先生に触れてしまいましたので、少し語らせてください。10月の投稿「忘れえぬ おっさん」でも触れていますが、夢枕獏先生と寺田克也先生のトークショーに参加したことがあり、サムネ画像は、多分その時に寺田先生にいただいたサインです。

 寺田先生は、イラスト、漫画などの画業の他、仮面ライダーなどの特撮に係るクリーチャーのデザインなど、多彩な方なのですが、「らくがキング」と称されることもあるようで、肩に力を入れていないように見える、不思議な魅力に溢れる方でした。
 で、夢枕獏先生と、様々なエピソードがあるようで、私はうろ覚えなので正しいかどうかはともかく、好きな話は、夢枕獏先生の「幻獣少年キマイラ」という小説の挿絵を打診された時、前任者である「天野喜孝」先生の絵が好きで、天野先生に続けて欲しいから嫌。だけど、他の人が描くのは「もっと嫌」ということで打ち合わせに向かうという話、そして「キマイラ」の挿絵の打診なのに、別なシリーズの別なキャラが好き過ぎて、頼まれてもいないのに「好きなキャラのイラスト」を数点描いて打ち合わせに持参したという話です。損得よりも好き嫌いで行動してしまうようです。

 このような背景があり、
「寺田よどうしてお前はそんなに絵がうまいのだ」
という台詞を引き出し、キマイラだけではなく「好きな作品」の挿絵を請け負うどころか、プライベートで旅行するくらい親密になったようです。
 そうそう、最初の打ち合わせでは「いかに自分が夢枕先生のキャラが好きか」を説明して終わったようです。

 そして、寺田先生は漫画「ウィングマン」などで知られる「桂正和」先生とは専門学校の同門で、寺田先生が一学年後輩、桂先生が後輩であり、学生時代から寝食を共にするような交流があるようでして、このあたりも実に面白い話でした。
 さて、ここまでお読みいただいた方は予想されていると思いますが、
「ウイングマン」、何かに響きが似ていますね。そうです「スウィングマン」さんが「ス」を取ると「ウイングマン」です。この漫画、連載リアルタイムで読んでいましたが、好きな場面の一つとして、強敵に立ち向かおうとするウィングマンが、ある二択を迫られて、自我とか有利不利を抑えた答えを選択して「大ピンチ」に陥ります。
 しかし、あるガヤの行動をきっかけにして、戦局が大きく変わります。

 太郎は、「自分はヒーローになれない」ことを自覚、実感しています。なので、ウィングマンというヒーローよりも、局面を代える「ガヤ」に憧れるのかも知れません。「僕のヒーローアカデミア」にも似たような場面がありましたね。
 ということで、登場いただきましょう、私が応援している(皆、知っているって)、スウィングマンさんです。

 誰かが「スキ」、応援したくなるというのは、実に不思議なことです。
 スウィングマンさんの最新の記事がこちらになるのですが、

この、「なりたい自分」を考えていたら、「コワーキングスペース」とか「ワイナリー」の応援のはずが、スウィングマン→ウィングマン→桂正和先生→寺田克也先生となり、このような原稿になりました。
 また「女神にお礼参りを 2」で、「寺」に触れたことも「寺田」に傾いた理由の一つです。

 隠していましたが、実は私も「スウィングマン」でして、真面目とか固いような話をした後、振り子の動きで、ふざけた、意味の無い、柔らかい話をしたくなります。この一週間は「創作」系とか「お礼参り」などの、真面目な話が多い傾向にありましたので、反動で「すいません、また、ふざけました」という稿になりました。
 お付き合いいただきありがとうございました。

 明日は予定が無い休日になりますので、この後は、また日本酒「高清水」を予定しています。「やしゅ」さんのせいで、最近は高清水の頻度が多いです。

ということで、本日も駄文、駄文させていただきました。
引き続き、仲良くしてください。



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