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【駄文】好きなことを書ける幸せ

 駄文屋を称するようになり、少し肩の力が抜け、本当に好きなように書く日々が続いています。連続投稿を止めようか、と思いつつも、結局PCに向かっている自分がいます。
 曽田正人先生のデビュー作「シャカリキ」で言うところの「こっからは練習やあらへん」という感じです。修行のために文章を書くといいつつ、楽しんでいるような状況です。かなり幸せな気持ちで、ランナーズハイに近いかも知れません。

 その代わりと言ってはなんですが、「課題」に向き合えなくなりました。noteのお題なんかもです。昨年開催された「旅する日本語」や「ここで飲む幸せ」にエントリーはしましたが、これもコンテスト用に書いたというよりも、偶々思いついたアイディアが、コンテストに合致してたから、という感じです。いくつかは、過去作を修整してエントリーしたりもしました。

 今年は一層、コンテスト系からは離れそうです。本日、公募ガイドを購入したのですが、全く食指が動きませんでした。公募やお題に挑戦するよりも、「すきなことを書く」ことに時間と体力を使いたいと考えているようです。一定の制約の中で書くことにより、技術は高まるような気もするのですが、あまり制約が多いと、書くことが嫌いになりそうで、悩ましいところです。

 話は変わりますが、ここ数年、小説をあまり読んでいなかったので、今年は、インプットを増やしながら、書く内容の折り合いをつけていこうかと考えています。
 で、今更ですが、図書館で本を借りることができることに気づきました。この当たり前のことをずっと見落としていました。ここ数年、「本は買うもの」という意識が強く刷り込まれていまして、
「昔読んだ小説も含め、本を読みなおしたいけど、置く場所に困るから、購入は控えなくては」
という風に考えてしまっていたのですが、実は今の職場の近くに図書館の出先機関があるのです。そこから本を借りれば、置き場所に困ることはなく、しかも無料ということになります。ということで、早速、この三連休に備えて本を借りてきました。
 好きな作家の作品を読みながら、好きなように駄文を書き散らかしていくというのは、なかなか幸せなこととも思うのです。

 さて、後輩との話で「4冊目の電子書籍を出した」という話をしたところ、数人から「太郎さん、何を考えているんですか」というリアクションをいただきました。文章にすると、少し批判めいた感じですが、ニュアンス的には「批判」よりも「呆れ」を強く感じました。
「そんな売れない本に、お金と時間と労力をかけて、もったいないじゃないですか、何を考えているんですか」
ということになろうかと思います。議論しても仕方ないので笑顔でごまかしましたが、駄文屋業を通じて「楽しい」とか「嬉しい」とか、幸せを感じていますので、本人的には、そんなに問題とは考えておらず、逆に他の方にも電子出版をお勧めしたいくらいの心境です。

 いつも以上にまとまりのない話で恐縮ですが、最後まで御読みいただきありがとうございます。
 なお、個人的な話になりますが、先日、レベル51に昇格しました。これにより、体力、気力、知力、免疫力など、あらゆるパラメータがダウンしました。が、認知症とアル酎ハイマーのステージは進みました。
 お祝いの言葉は辞退しますが、新刊「恋する旅人」の販促は大歓迎です。この三連休に是非お楽しみください。価格は300円です。Kindle Unlimitedに対応しています。Amazonで御購入いただくと、さらに私が幸せな気分になりますので、よろしくお願いします(結局最後は宣伝です)。




 

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