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電子書籍の販売状況など

 サムネ画像に特に意味はありません。3年前の11月に京都は伏見神社をお参りした際の1枚になります。さて、早速ですがこちらをご覧ください。

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 このグラフは11月の拙著の販売数になります。
青色が「黎明奇譚」で7冊、黄土色が「公タマ伝」で3冊、オレンジが「公タマ伝第2集」で3冊という状況です。とりわけ嬉しかったのが、14日に初めての「三色揃い踏み」を見ることができたことですね。
 3冊目を発刊したのが今月4日なので、それ以前に「三色揃う」はずはないのですが、販売10日目で「三色」を見ることができました。また、8月~10月は販売数が1桁でしたので、今月は久しぶりに2桁を達成したことも嬉しいことです。続いては、こちら

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Kindle unlimitedという「定額読み放題」のサービスを利用している方が、書籍をダウンロードして、めくったページ数(最初の1回のみカウント)のグラフになります。こちらは、販売初日に「三色」を確認することができます。なお、オレンジが「第2集」なのは同じなのですが、青色が「公タマ伝」で、黄土色が「黎明奇譚」になります。当然と言えば当然なのですが、週末には少し棒が高くなる傾向があります。また、実際にページ数はそれぞれ100ページちょっとなのですが、unlimitedは約10倍でカウントされるようです。なので、16日が750ページ近く読まれたように見えますが、決して750ページ分が読まれた訳ではなく、実質的には75ページ程度ということで、1冊分にもならないページ数になります。

 二つのグラフに共通して、著者的に少し意外なのが、「公タマ伝」が善戦しているということです。地味に頑張ってくれています。「第2集」が伸びないのは、「公タマ伝」を読んでいただいた方に対する訴求力が弱いということかと思いますので、作者としての力不足です。
 しかしながら、一般的な流通には乗らない本ですので、いずれの本もnote界の方々に御購入していただいていることになると思われますので、皆様の優しさに感謝申し上げます。
 note界の交流だけで、名もなき作者の本が売れるというのは、実に不思議で実に有難いことです。

 なお、このAmazonの仕組みがまた面白く、正式に計測してはいませんが「販売数」については、購入していただいた後2~3時間でグラフに反映されます。つまりリアルな世界で「是非、買いますよ」という社交辞令や「買わせていただきました」という言葉の真偽について、数時間後には明らかになるのです。売れ行きが少ない本ならではの楽しみ方になります。
 そのためリアルでの知人に「本当に買ってくれたのですね、ありがとう」と御礼を伝えたこともありました。
 それに対し、unlimitedは6~7時間くらい時間を要する感じです。また、ほとんどの方は、仕事などを終えた夜に読んでいただいているようでして、22時くらいには「全く棒が立っていない」ということも多々あります。
「今日は誰もページを捲ってはくれなんだか」
と意気消沈して床につき、翌朝に、棒があるのを見て小躍りしたり、何もないのを確認しては、「今日こそは立ちますように」とお祈りすることになります。

 まぁ、販売数の多少はともかく、幸いにして書籍の売り上げに生活が懸かっていたり、廃業とかが懸かるわけではないので、気楽に楽しんでいます。

 このような話に需要があるかどうかもわかりませんが、電子書籍の発刊を考えている方の参考になればと思い稿をおこしました。
 そして、過去最高の売り上げ数は、7月の23冊でした。「あれ、もしかしたら、今月は過去最高を越えるかもしれない」という下心もあり、今月後半に向けての稿となります。
 そこで、前に投稿した「書籍の販売は合法です」の一文を再掲します。
『皆さんに御購入いただくことはもちろん、宣伝、拡散、書評等、大歓迎です』
 売れない日々を楽しんではいますが、棒が高くそびえ立つ日を楽しみにもしています。お力添えを賜りますようお願いいたします。





サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。