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【駄文】荒木飛呂彦先生は揺るがない

 漫画全盛期は大学生時代でした。少年ジャンプ・サンデー・マガジン、スピリッツはもちろん、ビジネスジャンプ、モーニング、チャンピオン、その他、月刊漫画誌も含め、メジャー誌をほとんど読み漁っていたような時期がありました。発売日の朝に購入しては読むという生活でした。
 大学を卒業してからは、少し落ち着いたものの、数年はメジャー誌を抑えつつ、漫画喫茶で単行本を一気読みするような日々を送りました。
 歳を重ねるごとに、少しずつ購読誌が減り、10年くらい前からは、リアルタイムで追いかける漫画雑誌が無くなりました。少し、大人になったということかもしれません。

 さて、そんな漫画馬鹿でした私の持ちネタの一つが
「jojoの奇妙な冒険が長期連載?荒木先生が凄いだって。俺は、デビュー作の「武装ポーカー」から「魔少年ビーティ」「バオー来訪者」「ゴージャスアイリーン」だって、全てリアルタイムで読んでいるよ」
でした。このネタが使えなくなった頃から、漫画雑誌との距離が離れたのかも知れません。

 そうです。荒木先生の大ファンなのです。「スティールボールラン」からは、連載リアルタイムの読者ではなくなり、単行本派になりましたが、それまではずっと荒木先生の連載とともに、私の漫画史が存在していたのです。
 「君が泣くまで殴るのを止めない」「そこに痺れる憧れるゥ」「震えるほどヒート」、「お前はこういう」「ドイツの科学力は世界一イイイィィ」などの台詞をリアルタイムで、ジャンプ誌上で読んで痺れていたのです。もちろん「何をするだぁ―」もです。
 二部では「ツェッペリさんに子どもはいないでしょう」との突っ込みを入れていました。
 Jojoの連載時に、人気が落ちて掲載順が後ろに行っては、復活を繰り返す荒木先生と共に年月を重ねてきました(なお、先ほどの台詞について、資料無しで入力していますので正確性には欠けます)。
 映画は観ましたが、アニメはほとんど観ていません。ひたすら漫画馬鹿でした。

 何故、こんな話を投稿するかと言えば、今夜は「岸辺露伴は動かない」のドラマがあるのです。これは観ておきたいと思います。あの独特な世界観をどこまで表現できるのか楽しみです。また、三話連続というのも、1週間待たなくてよいので素敵です。
 ちなみに、以前「Diamondsが止まらない」という稿を上げましたが、このタイトルはもちろん「ダイヤモンドは砕けない」へのオマージュです。
 連載は追いかけなくなりましたが、荒木先生が唱える、人間賛歌、「黄金の精神」は揺るがず私の傍にあります。幽波紋、Stand by Meのように。



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