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ブラジルの人 ありがとう!

#何を書くより最初に宣伝

 拙著「元宮ワイナリー黎明綺譚」が12月29日に「ブラジルで1冊」販売されていることに、今頃気がつきました。大事なことなので繰り返します。

「ブラジルの人 ありがとう!
 美味しいネタをありがとうーー!」
です。
あまりに嬉しいので、今朝のスクショを貼ります。

アメリカ7冊、ブラジル1冊

 今は、何ていう凄い時代なんでしょう。
 日本在住の無名のオッサンが書いた物語が、低コストで、国外で売れる可能性が0ではなく、その資金回収までしていただけるなんて、全く夢のようなお話です。

 しかも、電子書籍の制作も、どこにも行かず誰とも会わずに、メールとオンライン決済の取引だけで成立しているのです。
 自宅で作業していただけなのに、国外で電子書籍が販売され、その売上が海外通貨から円に換金されて、自分の口座に振り込まれているのですよ。
 60億円近いAmazonkindle資金からすればミクロ以下のような金額ではありますが、世界のAmazonが私の書籍のために作業をしたと考えると、ブラジルの方の小さな好奇心が、Amazonを動かし、私の地元の寄付金に成ったと考えると、実に痛快な気分です。

 何となくではありますが、米国で売れた時には「知人が宣伝してくれたのかな」という気持ちもあり、今のような喜びというか感激はありませんでした。しかし、縁もゆかりも無く、知人の欠片もいないブラジルでの1冊というのは、格別なものがあります。いわば、地球の裏側に私の作品が届いたとも言えるのです。
 英国、米国に続き、海外3か国目です。ほんと有難いネタをいただきました。12月末に1冊売れたのに、その後販売が広がらないのも、いとおかしです。

 私の住む地域が「市」を名乗るようになり、もうすぐ100周年になるようです。うちの市役所も100年ということになります。
 私よりも優秀な職員は、過去に何万人といたと思います。書籍を出版した方もいたでしょう。
 しかし、海外3か国で著作を読まれ、、日本武道館で柔道の試合をし、日本三大商社の社食で飯を食ったというレアキャラ(馬鹿)は、私だけだと考えております。

様々な御縁やタイミングのおかげではありますし、「それに意味があるの」と聞かれたら、
「意味は無いですし、忌み嫌われる行動ですかね」
と答えざるを得ませんが、一つだけ
「行動した」
ということだけは、胸を張りたいと思います。
 意味も無いし、たいした実績でも無いし、利も益もないことばかりです。
 けど、こういう与太話を「一人」でも楽しんでいただけたら、そこに「価値は0では無い」とも思いたいのです。

 齢50を超えて、妻も無く、財も無く、出世からは取り残された「負け犬」のような人生で、「勝ち組」からは遠い存在ではありますが、ブラジルの方のおかげで、「そういう存在も有」と「価値」を感じることができて幸せです。地球の裏側には届かないと思いますが、

「ブラジルの人 ありがとう!」です。
 またnoteのおかげで、国内におきましては「北は北海道から、南は九州・沖縄まで」読んでいただくことができた、と確信しています。ほんと、皆さんありがとうございます。

 ちなみに、「ウルトラセブン」の一場面では
「北は北海道から、南は九州まで」
というセリフがあります。ウルトラセブンが放映されていた当時は、沖縄が本土復帰前でしたので、「南は九州まで」なのです。

 今、平和な時代なので「北は北海道から、南は九州・沖縄まで」、国外で「英国、米国、ブラジル」と拙著を読んでいただけたこと、平和の礎を築いた先人たちに感謝いたします。そして
#偶には書いている途中で宣伝
 福島太郎史上、国外売上No1! 「夢見る木幡山」がこちらです。

 なんで、これが米国で5冊も売れたのか不思議です。
 けど、「米国の人、ありがとうございます」
 そして、英国から拙著に抜群のレビューをしていただいている、「沈丁花さん、ありがとうございます」
 
 全作品にいただいている、沈丁花さんのレビューが嬉しく、有難くて執筆を続けることができています。ちなみに、最新作「スプラウト」にいただいたレビューを引用します。

福島県郡山を愛してやまない筆者だから書ける慈愛に満ちた農家さんのお話。

若者の農業離れから何十年もの時を経て、農業の魅力が見直されるようになった現在、このような先人たちの苦労があってのことだと再認識させていただけました。

食卓を囲む自分たちの頂く『いのち』がこのような御苦労の賜物であること、子どもたちと一緒に語り合いたくなる、そんな本です。
公務員である著者ご本人が、住民の方々と農家さんの橋渡しとなってこられた実体験であろうエピソードも盛り込まれ、人のつながりの尊さに胸が熱くなります。

個人的には、主人公の妻、幸子さんの腹の据わり方が印象的で、拍手を送りたいです。農業の厳しさをものともせず、ひたすらに自分たちの可能性を信じる、幸子さんという女性の存在なしでは成り立たないお話ではないかと感じました。
人と人が支え合うこと、苦労もすべて楽しめる逞しさ、『生まれ変わっても二人で‥‥』という終幕がずっと尾を引く、素敵な夫婦愛のお話でもありました。

Amazonレビューより

 これは、著者的に完璧なレビューです。
「郡山愛」「先人(への感謝)」「いのち」「人のつながり」「妻幸子」「可能性」「夫婦愛」など、作品に込めた想いが全て掘り起こされています。
 「英国の沈丁花さん、心から感謝いたします」そして
#何を書いても最後は宣伝



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