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心配性であるべきなのか?

本日もお読みいただきありがとうございます。

世の中には色々な性格の人がいてそれぞれに得意不得意があるからこそうまく回っています。
しかし責任者といいますか、全体の統括をする人がどういう性格をしているかによってその下についている人たちが受ける影響は大きく変わってきます。本日はそんな感じのことを書いていければと思います。

私は社内で意思決定権を持っている側の人間でして、最終的にどうやるってよりはまず最初の大枠の打ち出しであったり詳細事項の決定が出来る人間にタスクをアレコレと割り振る側の人間です。

なのでまあ基本的に細かいことはあまり気にしていません。「何をやりたくて、何が出来て、どうする必要があるのか?」この3点のみに主眼を置いて物事を決めて進めて調整していくので、個々の段階において発生しうる問題にまではあまり気を割いていません。

例えば新しくシステムを導入して業務の効率化を図ろうとするとします。その時の私の動きというか最初にして最大の仕事はパートナーとなる企業と導入から実稼働までのプランを練るところ。技術的に必ずクリアしてなければいけないところを抑える、資金的な問題をクリアする、予想される人、モノ、金の動きの予想を立てる。
だいたいこんなところかと思います。

そうして構想段階から実際にモノが導入されたり使ってみる段階になったときにはもう取り扱う社員の問題なので現場でうまくやってほしいな、というのが私のスタンスです。

しかしまあ全部私がプロットというかロードマップを立ててその後を丸投げするわけにもいかないので、後々携わってくるであろう人たちに話が少し具体的になってきた段階で入ってもらうようにします。

そうするとまあ当たり前の話ですが細かいところの心配がとってもよく出てきます。これは客観的な事実に基づいた話だと思いたいですが女性の方がまだしなくていいような心配をする・・・というか完璧に効率化もしくは綺麗にデザインされて後悔しない様に不安の種を全部つぶすべきだという姿勢の人が多い気がします。

そうするとまあ何と言いますか、話が進まないんですよね。私が彼らに求めているのは機能として過不足が無いように現在の業務と将来像を想像した際に必要となるものを提案してほしいんであって、いきなり実際にどう動かして誰が何を担当して誰にも迷惑を掛けない様にしなくていいと思うんですよね。

そりゃ確かに最初から後々後悔しないように色々考えこまれて準備しておいた方が良いに決まってます。時間と金を無駄にしなくて済むから。しかし物事には期限というものがありますし何も生み出していない時間は極力なくした方が良いと思うんですよ。半年で実装して残り半年をかけていい具合に調整していくのと1年かけて稼働するところまでたどり着くの、どちらが良いんでしょうかね?私には前者に思えてなりません。

まあこれは私が田舎の中小企業で製造業であるからいえることかもしれないのですべてにおいて当てはまるとも思いません。

たとえば私もやってたウマ娘なんかはリリースをしないで作り直して大ヒット作を作り出したことが話題になりましたよね

いいものを作り出す。いい状態の組織で仕事をしたい。この思いは恐らく共有出来ているはずです。しかしどこに重きを置くかによってその組織に所属している人たちに求められる働きは変わってきます。

微に入り細に入り色々なことを心配しながら社員と同じ目線で悩んであげる経営者の方が良いのでしょうか?私にはなんだか分からなくなってきた次第であります。

本日はここまで
旅行の時も細かいスケジュールは全く立てない派の人間だから生きててストレスが少ないの我ながらいい性格してると思う。失敗したり期待してたものが得られなくてもやり直せばいいだけだからね。
また今度

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