見出し画像

亀戸お遊び組第9話「亀戸サウナ部」の思い出(たろちん視点)

こんにちは、ダーツうま男です。
亀戸お遊び組第9話「亀戸サウナ部」が公開されましたね。

さらに単行本第2巻も6月17日発売予定で予約注文が開始していました。概要を見るとまだ公開されていない話の内容もちらほらあります。楽しみですね。


「亀戸サウナ部」=「亀戸ギャンブル部」

亀戸サウナ部と称していますが、メンバーもやっていることも亀戸ギャンブル部と同じです。亀戸組の中でもこの時期比較的フッ軽だったメンツの興味が、たまたまギャンブルだったりサウナだったりしたという感じです。要するにおじさんの友達の集まりですね。

一時期僕がサウナにハマってたこともあってたびたび開催されたのがサウナ部の活動で、錦糸町とか新橋とか結構いろんなサウナに行ってました。平和島で競艇やってサウナ行って酒飲んで帰ったのが最もおじさんの終点感ある回だったように思います。実にクソみたいで楽しかった思い出。

ルーツはサウナにもギャンブルにも別にハマってないので、3人より一歩引いたところから水を差さないように参加するというスタンスでした。っていうのはお互いわかってたけど別にそういう風に話し合いはしないので、こうやってあらためて漫画になるとその微妙な温度差が味になってウケますね。ルーツが漫画家でよかったなーと思う回のひとつ。

上野の名サウナ「北欧」の思い出

漫画になっているのは上野の有名サウナ「北欧」に行ったときのことです。サウナーの間では有名なサウナで、テレビドラマ「サ道」のロケ地になっていることでも知られています。

当時の写真があった。2020年末に行ってました

100℃超えのシンプルな高温サウナと14℃程度のほどよく冷たい水風呂、都会の真ん中なのに広々とした露天風呂&外気浴スペースが特長です。この説明だけでサウナ好きの方は大体よさがわかるでしょう。ブームになってからはサウナや水風呂の種類の多彩な施設も増えましたが、ここは「高温サウナ」「低めの水風呂」「広い外気浴」というシンプルな基礎力の高さで勝負しているタイプのストロングスタイル系サウナです。みたいなことを言ってルーツに「全部一緒やろ」と言われていました。

北欧カレー

あとサウナーは別になんてことないサウナ食堂のメニューを「サ飯」とか言って持て囃す愚かな性質を持っているのですが、こちらの「北欧カレー」は非常に有名なサ飯として知られています。いわゆる「昭和のカレーライス」系かと思いきや、食べると結構本格的なスパイスが利いていて、意外と凝っていることに驚きます。具材がでかくてスパイシーなのでビールにも合う。まあ神保町とかで食うカレーと比べるとアレかもですが、こないだセブンイレブンで商品化もされたくらいなので実際人気は相当あるようです。

珍しくダーツとかやった

いつもはそこからまただらだら居酒屋で飲むんですが、この日は珍しくダーツやりながら飲みました。「もういい加減このメンツで普通に飲んでもしゃべることねえな」という判断があったのかもしれない。結果的に貴重な思い出になっているのでいい選択でしたね。

亀戸組では昔僕がタカやケイさんと知り合ったばかりのころ、深夜のダーツバーに行って「負けたらテキーラショット」みたいな学生ノリ全開の遊びをして全員ボロボロになった記憶があります。ほんとに最初期だけカラオケ行ったりそういう普通の若者ぶった遊びをしていた。そういえば僕が千葉の実家に出戻ってたころ、塩ちゃんと僕の友達のコニシくんとなぜかダーツやりにいったこともありました。なつけー。

みんな全然ダーツとか上手くないんですが、この日は僕が調子よくて飲めば飲むほど狙ったところに矢が刺さる酔拳モードになってたようです(酔ってたからあんま覚えてない)。なんか珍しい遊びをしたせいもあってか結構みんなテンションが上がり、「雀荘も行っちまうか!」と勢い込んだはいいものの、実際卓につくともう全員おねむになってしまい最後はぐずぐずになっていました。

こうやって漫画にしてもらえるとなんかすごいいい日だったなーと思います。非日常というほどでもない、日常の脇道に逸れたようなちょっとした1日の思い出です。

次回の『亀戸お遊び組』は4月25日更新、第10話「酒造見学」です。

【お知らせ】Quick Japanで「亀戸お遊び組」のコラムを書きました

あと現在販売中の「Quick Japan vol.171」で、『亀戸お遊び組』に関する1ページのコラムを書かせてもらいました。

「あなただけが知ってるアツいもの」について書くというコーナーのご依頼だったので、亀戸組の成り立ちや今になって漫画になったことについて書きました。元々QJでゲーム実況についてのコラムを書いたのがちゃんとしたライターデビューだったので、個人的にも胸熱な思いがありました。


こちらはただ投げ銭をするだけの「サポート」という機能です。いただいたサポートはガチの生活費とかに使わせていただきます。(どうせならメンバーシップに入ったほうが有料記事も読めるし多少見返りがあります!)