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正解に縛られない生き方。

「正解」とは、一体なんでしょうか?


例えば、学校のテストやクイズなど、これらの状況における正解は明確であり、たった1つです。

しかし、人生における「正解」は、そう簡単に定義できるものではありません。人それぞれ正解は異なり、そして常に一定ではありません。


私たちは、過去に受けていた教育によって、正解というものは、常に一意に決められているということを、潜在的に意識してしまっています。

まずは、その潜在意識があるということを前提を受け入れることが大切です。


過去の正解は、現代には通用しない。

当然のことですが、時代と共に世界は変わり、その中での正解も変化していきます。

特に、ビジネスの世界はテクノロジーの進化やマーケットの動きなど、様々な要因によって常に変化し続けています。

例えば、昭和から平成にかけての日本は、大企業に就職し、安定した生活を送ることが正解とされていました。

しかし、現代では、スタートアップで働く、フリーランスになる、自分のビジネスを始めるなど、様々な選択肢が存在します。
(これまでも選択肢としてはあったと思いますが、より選択しやすくなりました。)

このように、過去の「正解」は必ずしも現代に通用するわけではありません。


また、それは社会一般で言われる正解に限った話ではありません。

過去に自分が定めた正解は、現在の自分にも通用するとは限りません。

人は経験によって成長し、絶えず価値観は変化し続けています。
それゆえ、常に自分自身の正解をアップデートし続けることが重要です。


例えば、大学を卒業したての頃に選んだ正解は、一流の企業に就職し、いわゆる安定と言われるキャリアを築くことだったとしましょう。

しかし、数年働いてみて、自分の本当の興味・関心が別の領域にあることに気づいたとします。

それが、社会貢献に関わる仕事やクリエイティブな分野、或いは自身でビジネスを立ち上げることだとしたら、今の自分における正解はそこにある可能性が高いです。

このように、過去の正解(例で言う、大企業での安定したキャリア)は、現在のあなたにとっては必ずしも正解とは限りません。

社会の変化や価値観が変化により、正解は大きく変動していきます。


「自分なりの」正解の見つけ方。

では、その正解はどのように見つけていけば良いのだろうか?

自分の正解を見つけるためには、何よりも自己理解が鍵となります。

自分は何が好きで、何を大切に考えているのか。何が自分を喜ばせ、何が自分を成長させるのか。
何が自分を熱くさせるのか。

これらの問いに対する答えを見つけることで、自分の正解を導き出すための道標となります。

そして、正解と同じように、自分を熱くさせるものも、時代と共に変わっていきます。先にも述べましたが、自分の成長や価値観の変化があるため、自分自身は常にアップデートされ続けています。

だからこそ、絶えず自分と向き合い続けることが重要です。

私自身も、過去に自分の熱を奮い立たせていたものが、今の自分には通用しないことを何度も体感してきました。


失敗を認め、次に活かす。

当然のことですが、正解はいきなり見つかるものではありません。

エジソンも言っていますが、数々の試行錯誤を繰り返した先に、正解は待っています。
10000通りの上手くいかない方法を見つけたという言葉の通り、正解に辿り着くまでには失敗を経て、徐々に正解に近づいていくしかありません。

つまり、失敗は避けるべきものではなく、試行錯誤の一部です。

失敗から得られる経験や学びは、自分の正解を見つけるという目的地に辿り着くためには必要不可欠です。


何度も試し、上手くいかない方法(失敗)を繰り返し、自分なりの正解を見つけられるようにしていきましょう。

それを繰り返していけば、きっと自分自身の人生は、良い方向に向かっていくはずです。


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