見出し画像

直感。

みなさんの周りに、直感が優れている人はいますか?

簡単には思いつかないようなアイデアがすぐに思いつく人。
他者とは全く違う視点で物事を判断できる人。

こういった特徴を持つ人に対して、人は直感が優れていると考えます。


天賦の才があると感じることもあるでしょう。

直感力はある程度のレベルであれば誰でも上達できるものだと思います。
生まれ持った才能だと諦めないようにしましょう。


直感力とは何か。

直感力とは何でしょうか。
当記事について、直感力は以下のように定義します。

過去に得た情報や経験を踏まえた勘を頼りに、物事を瞬時に判断する力


人は知らないことは知りません。
これまでの人生で何らかの情報や経験をもとにしてのみ、人は考えることができます。


直感力が優れている人の特徴は、過去に多くを学び、多くの経験しているということが大前提にあります。


つまり、優れた直感の裏側には、経験がものを言っています。

伝統工芸における職人をイメージしてみると分かりやすいかもしれません。

職人は、「釜の温度はこの温度。何分間温め続ける。」といったような、料理レシピのようなものは持っておらず、自分の感覚を頼りに判断しているはずです。

これは過去に積み上げてきた経験があるからこそのできる技術です。

何となく、直感のイメージが湧いてきたでしょうか。


直感力を発揮するために。

では、自分が積み上げてきた分野でしか直感力は活かせないのでしょうか。
決して、そうではありません。


まずはスポーツに例えた具体例を見ていきましょう。
サッカーとバスケットボールを考えてみてください。

両者は、一見相反するスポーツだと感じるかもしれません。
手でボールを運ぶバスケットボール、足でボールを運ぶサッカー。

ですが、本質的な自分のゴールを守り、相手のゴールを奪うという構図は同じです。つまり、サッカーの戦略を立てられる人は、バスケットボールの戦略を立てることも直感的にできると思います。

ポジショニングやマークの仕方など、相手の特徴に併せて判断できると思います。


このように、自分の経験したことのない分野であっても、直感力を発揮することは難しくありません。


スティーブ・ジョブズの有名な言葉である

Connecting the dots

の通り、全く異なる分野同士が掛け合わされることで、大きな効果を発揮することは多々あるでしょう。


過去の自分の経験や知識をフル活用して、これまで直面したことのない問題に立ち向かっていきましょう。

そのためにも、とにかく行動あるのみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?