見出し画像

地下の話

おはこんばんちは、りんちゃすです。

思い出話をします。

初めて大阪のライブハウスに足を運んだのは、2014年の天王寺Fireloop。
イカれた友達の影響で打首獄門同好会、巨乳まんだら王国、バックドロップシンデレラを見に神戸から天王寺まで。(当時15歳。まじか)
感激した自分はすぐにお年玉でジャンクギター(千円)を手にし、何故かマキシマム ザ ホルモンの練習ばかりしていました。

それから1.2年後に高校の同級生から誘われバンドを始める。(軽音楽部はなかった)
パートは5人組のバッキングギター。リードギターが上手くてほとんど楽器持って立ってる人の役をやってました。

縁があって神戸スタークラブ(現KINGSX)の高校生イベントに出まくる。
高校生パワーもありめちゃめちゃ動員ありました。BIG CATにも立たせてもらいました。
でも高校を卒業すると動員0なんて当たり前でいろんな箱にノルマを払ってバイトしてノルマを払いました。(この時は同バンドのメンバーチェンジでベーシストをやっていた)

その後、紆余曲折を経てボーカルとしてバンドを始める。
歌が下手すぎて聞いていられないとボコボコにされる。
打ち上げが面白くないとボコボコにされる。
本当にもう、神戸には感謝しかないです。(マジで)

なんとなくでやっていたギターロックバンドではなく、自分が本当に心から気に入って聴ける音楽を作りたくて2020年mogari after euphoriaを結成。
モガリ2回目のライブでソウルフードと対バンしてからFireloopの安井Pと今まで以上に会話をする仲に。
(高校生の頃には出会っていたけど、モガリを始めるまであんまり興味なかったんやろなと思う。今仲良いからこそわかるでヤンスが)

それから流れるように寺田町Fireloopに出演させてもらうことになる。
場所は少し変わったけども6年越しにドアを開いた。
初出演で一瞬でハマってしまった。

いつもどんなコミュニティにいても漠然と外から眺めている感覚も次第になくなった。
(ズッ友卍がたくさんできました♨︎)

そしたら今まででは考えられないくらい、色んな人にバンドを褒めてもらえるようになった。
褒められて伸びるタイプワイ。ぐんぐん伸びる。

今年はモガリ村エスカーというイベントをFireloopと生み出しました。
ツーデイズ総勢15組。本当にライブを見たいアーティストだけを呼ぶことができました。
なによりライブハウスとwin-winのイベントをできたのが嬉しくて。
デカ周年イベントのトリまで任せてもらえて。
ボコボコにされてる自分に教えてあげたい。

ただ、win-winにできない時も確かにあるんですよね。なぜなら僕らは誰も売れてないから。(本題キタコレ)
ライブハウスとバンドの仕組みは色んな人が散々インターネットの海に放ち続けているのでそこは今回カットします。
ノルマ論争はらちがあかないので絶対に参加しません。笑

どうしてこんなに長々と話しているのかって?
というかここまで読んだ人いるのか?

寺田町唯一のタコス屋を潰したくないからだよ!(迫真

そうなんです、僕たちは寺田町唯一のタコス屋を守らなくてはいけないのです。なかじのタコスを。タコチューズデーを。

話が逸れました。
いや、逆に逸れてません。
友達をくれた場所を無くしたくないんです。

本当は他にも力貸してくれって言いたい箱は沢山あるのかもしれない。
意地でも言わないぞ!って方針なだけかもしれない。
でもバンドマンは馬鹿だから言われなきゃわからないんですよね、、

寺田町Fireloopってスケジュール見てると、めちゃくちゃブッキングのバンドイベントが多いと思う。
イベンターの持ち込みイベントやDJイベントや有名なバンドのツアーではなくまだまだ売れてないけど超カッコいいバンドが出演するイベントが多い。それでスケジュールが埋まってる。
なんだか鋭角な箱だなってずっと思ってました。

いつ行っても誰かしら友達がライブしてたり、友達が酒飲みに来てたり。
そんな場所。
他にもたくさん誰かにとってのそんな場所ってあるんだと思う。
なんにもないフリーターバンドマンにとって、最後の溜まり場。
その溜まり場メンバーでそのままイベントして余裕でソールドアウトさせる。
夢しかない。でも夢の途中で場所がなくなってしまったら元も子もない。

今すぐ売れる!なんてできたらバンドマン全員報われてるわ!なので、現実的な範囲でコツコツやっていくしかないですね。
受け身じゃなくて攻めの姿勢で。
モガリもみんなのおかげさまで着実に前進はできていると感じてます。
何も不可能じゃない、来年もびっくりするような企画をやりたいと思ってる。

でもまずは年末にツーマンがありますんで、それ来てください。
1時間もやらせてもらいます。チケットも高くないでしょう。

文章も下手で、直接喋っても自分で何言ってるか分からなくなるような僕です。
ライブでしか伝えられないことがあるかもしれない。
いつでも待ってますんで!ほなまた!

アゲ〜〜〜〜⤴︎⤴︎⤴︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?