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【企業理解~3C/キャリア/匂い~】

事前に適切な企業研究をすることで面接の時間が面接官・自分と双方にとって有意義な時間になります。
せっかくお互い1時間程度の時間を共有しているので、手ぶらで臨むことが無いようにしたいですね。相手の時間に対する最低限の感謝でもあると思います。

ここで解消ができない内容について面接の際に逆に質問をすることで、(もちろん質問内容はTPOを考慮すべきですが)より一層企業への理解が深まります。


企業理解については私たちは3C・キャリア・匂いという表現をしています。

<3C>
分析手法で有名な3Cですね。
Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」の分析項目です。外的要因にかかるCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)と内的要因にかかるCompany(自社)に分けられます。

市場や顧客(Customer)
 -市場規模・成長性
 -顧客ニーズや動向 など

競合(Competitor)
 -競合他社企業・特徴・動向
 -市場シェア・ポジション など

自社(Company)
 -事業概要・ビジネスモデル・サービス
 -理念やビジョン
 -他社比較の強み・弱み
 -競合優位性 など


IR情報などを活用して市場や自社の分析が可能なのでここで役立ちそうなのが以前も紹介したバフェットコード(https://www.buffett-code.com/)ですね。


<キャリア>
社内でどのようなキャリア形成ができるかを意識して見ましょう。
実際に過去に掲載した【面接対策:企業は自社に貢献してくれる人を探しています】【面接対策:転職理由の伝え方】で記載した中で、自分のこれまでの経験からできること(貢献できること)と、これから積んでいきたい経験の差分を埋めることができるかどうかを着実に聞いていくことが大切です。

これは、実際に転職した方や中で活躍されている方(称賛・評価をされている方)のバックボーンなども聞いて、イメージができるかを確認しに行きましょう。


<匂い>
これは両面型でご支援をさせて頂いてると常とても大切な情報だと感じる部分です。
・一緒に働く方々はどんな人たちか?趣味が何でどのようなコミュニケーションをとるか
・社長はどのような方か、社員とどんな接し方?
・飲み会がある場合はどんな話をしているか?
・配属予定部署のマネージャーはどのような人か。どのようなマネジメントをするか?
・社内行事はどんなのがある?
・オフィスグリコあるか?などなど

実際に自分が行くべき企業かどうかは頭で理解して心で決める/左脳で理解して右脳で決める。ということがリアルだと考えています。

「条件やキャリアに関してみると行くべきなのはわかっているのだけど、なんとなく違う気がする」といったことがありますが、どちらに判断するにせよ機会損失がないような決断をするためには3C・キャリアそして匂いの情報まで理解できるように事前準備や一つ一つの接点を大切にしたいものです。


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