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超使えるビジネス英語✌ Preaching to the priest
こちらのシリーズでは、米国のセールスエンジニアであるPistachioより、お客様・同僚との会話で「本当に使える!」と感じた英語を紹介しています。特に、エンジニアさん、営業さんが使える英語を意識しつつ、カジュアルで生きた表現を発信していきます☺
Preaching to the priest - 釈迦に説法
「こんなことXXさんであれば十分ご存じだと思いますが、念のためお伝えしておきたいと思って」こんなニュアンスで表現したいとき、ありませんか?暗に相手のことを立てる表現でもあるので、私は気に入って良く使っています。
例文
I don't want to preach to the priest, but since we have this new feature came in just a week ago, I wanted to let you know just in case.
釈迦に説法はしたくありませんが、この新機能は1週間前にリリースされたばかりなので、念のためお知らせしようと思ったんです。
英語の例文読み上げもあります↓
Preaching to the choir というのも「釈迦に説法」の意味でよく使われる表現ですが、choir (合唱団/聖歌隊)の発音が最初は難しく、伝わらなかったら困るなと思い、私はもっと日本人にとって発音がしやすいPreaching to the priest (祭司)を使うようにしています。どちらでも問題なくネイティブに伝わります。Preach は 説教する、という意味です。
ちなみに、「釈迦に説法」をGoogle検索すると
![](https://assets.st-note.com/img/1674235997179-Ygnt6om8Yu.png?width=800)
「Preaching to Buddha」と出てきます。確かに釈迦=Buddhaではありますが、西洋諸国の日常会話でBuddhaはあまり出てこないので、この使い方を聞いたことはありません。キリスト教文化が浸透している国では、聖歌隊、司祭、説教といった現地の人にとって分かりやすい表現をすると意味が通じやすいです。
このように、文化的な背景を考慮して翻訳しようとすることをCultural Referenceと言います。今回の「釈迦に説法」は分かりやすい例でしたが、現地の文化や歴史背景を取り入れた会話ができると、ぐっと親しみを持ってもらえますし、様々な話題についていくこともできます。物事の歴史・成り立ちの学びについても今度別のnoteにまとめたいと思っていますので、どうぞお楽しみに☺
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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