見出し画像

10分でわかる海外ニュース 2024年1月26日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
1月26日本日はオーストラリアデー、いわゆる建国記念日。
すごく複雑な建国記念日。
例えばアメリカの独立記念日なんかにネイティブアメリカンから抗議がある。同じようにオーストラリアでもオーストラリア建国の日はネイティブの人たちの国、領地を法治国家として国際社会に認められたことによって奪われた記念日だから。侵略の記念日を祝われるなんてたまったものじゃ無い。仮に日本がいつか侵略されて、将来的に統一記念日なんて日を制定されたらどんな気持ちだろう。
祝えない。
むしろ、国を返せだのなんだの言いたくなるだろう。
ヨーロッパからの移民によって開拓されたこの国は本当にたくさんの人の犠牲があって成り立っている。そう思うと自分がこの国にいることの意味、いさせてもらえていることに感謝しなければいけないなと思う。

【金融ニュース】

中国と香港の上昇に牽引され、ほとんどのアジア株が上昇した。投資家たちは、北京の最新の景気刺激策が、低迷する中国株式市場の下支えとなることを期待している。

香港と中国本土の株価は、中国人民銀行が来月、銀行の預金準備率を引き下げる計画で投資家を驚かせ、さらに引き下げを示唆したことから、水曜日の急騰に加えて上昇した。韓国と日本の株価は下落した。世界第2位のメモリー・チップ・メーカーであるSKハイニックスは下落した。世界第2位のメモリー・チップ・メーカーであるSKハイニックスは、投資家が同社の第4四半期決算とチップ・セクターの見通しを評価したため下落した。米国株式先物はほとんど変化なし。

中国人民銀行(中央銀行)の潘公生総裁は水曜日、2月5日にRRRを0.5%ポイント引き下げ、1兆元(1400億ドル)の長期流動性を注入すると発表した。規制当局はPBOCの発表に続き、低迷する不動産と株式を補強するための措置をさらに追加した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■不幸な労働者は米企業に1.9兆ドルのコスト

・ギャラップ社の調査によると、不満を抱えた従業員が米国企業に与えた昨年の生産性損失は推定1兆9000億ドルにのぼるという。

この目を見張るような数字は、パンデミックの余波で雇用主から離れたと感じるアメリカ人が増えたことに起因している。ギャラップ社の調査によるエンゲージメントの指標は10年間着実に上昇していたが、2020年にピークを迎えた。ここ数年の混乱は職場における満足度を低下させ、より多くの従業員が自分に何が期待されているのかはっきりわからないと答えている。

■ステージ3の新ルールによるオーストラリア国民の納税額

・高騰する生活費に苦しむ中・低所得者を支援するため、政府が税制改正に手を加えたことで、オーストラリアの富裕層が損をすることになりそうだ。

アンソニー・アルバネーゼ首相の新政策で最も損をするのは、19万豪ドル(約125,000円)以上の所得を持つオーストラリア人だ。彼らは減税を受けられるとはいえ、約束されていた額の約半分しか減税されない。

最大の勝者は、13万5,000豪ドル(約1,500万円)以下の所得者で、以前の計画よりもはるかに大きな減税を受けることになる。

■アパートは今後数年で住宅を上回る見通し

・オーストラリアの住宅市場は、値ごろ感の悪化とストックの増加により、価格の伸びが緩やかになる「変曲点」に差し掛かっている。

これらの要因によって、2024年の住宅価格上昇率は全国で2.7%と、2023年に記録された年率5.52%の約半分となり、その後2025年と2026年には6%以上に回復すると予想されている。

オックスフォード・エコノミクスによると、今後数年間は、値ごろ感の制約により、住宅価格が住宅価格を上回る可能性がある。

【最後に】

Victim(被害者)マインドで心に重りをずっしりと持っている人がいる。
そんな人は本来の自分の良さ、パフォーマンスが引き出せない。
不幸な人。被害者を”演じる”人。
もちろん、どうしようもないこと、自分の力では解決できない課題なんかがあって、不貞腐れたり、絶望することもあるだろう。
自分自身、絶望するほど自分の才能がないと思ったこと、泣けてくるほどダメな自分にガッカリしたこともある。
その度にへそを曲げたり、言い訳したり、誰かのせいにしていた。
ただ、今こうして、自分の可能性を目一杯試すことができているのは支えてくれた家族、友人、仲間、そして諦めなかった自分がいたからだ。

Be the leader, not the follower.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?