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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年1月11日

【本日の独り言】

おはようございます。
一日二食、流石に摂取カロリーが低すぎるのか記事を書いている今お腹が空いて仕方がない。そんな朝を迎えています。
糖質制限など色々な方法のダイエットがありますが、必要な栄養素を摂らないというよりシンプルに「摂取カロリーを下げて、胃腸の休む時間を作ってあげる」を実践しています。さて、どうなるものか。皆様が忘れた頃に報告します。

【金融ニュース】

ウォール街の株式先物は下落し、欧州の株式も投資家が連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を評価し、金利の行方を占う手がかりとしてパウエル議長の発言を待っていたため下落した。
S&P500とナスダック100の契約はともに約0.3%下落した。リチャード・ブランソン氏のヴァージン・オービット・ホールディングスは、英国初の衛星を自国から軌道に乗せる試みが失敗し、米国市場の事前取引で急落した。ストックス・ヨーロッパ600指数は、小売株が下落し、8ヶ月ぶりの高値から下落しました。
サンフランシスコ連銀のメアリー・デイリー総裁は、中央銀行が5%を超える水準まで利上げを行うとの見通しを示し、世界的なインフレ鈍化に伴う積極的な利上げの早期終了を期待していたトレーダーは、月曜日に現実を直視することになった。アトランタ連銀のラファエル・ボスティック総裁は、第2四半期の早い時期に5%を超える利上げを行い、その後「長い間」利上げを控えるべきと述べた。

 【ヘッドライン流し読みニュース】

■タタ社、アップル社への供給を拡大するため、iPhone工場の買収を検討中

・Tata Groupは、インド初の国産iPhoneメーカーとなる、インド南部の主要工場の買収に近づいています。
このプロセスに詳しい2人の関係者によると、航空会社とソフトウェアの複合企業は、数ヶ月間、工場の所有者である台湾のウィストロン社と交渉しており、3月末までに買収を完了しようとしているとのことである。両社は様々な提携の可能性について議論したが、現在はタタが合弁会社の過半数を取得することが協議の中心になっているという。タタ社は、ウィストロン社の支援を受けながら、主要な製造業務を監督する予定であるという。

・Speaking of which(噂をすれば)というフレーズがぴったりなタタグループのニュース。まさか、昨日の今日でタタに出くわすなんて!といったところです。ペルシアからの移民によって設立されたこの企業はまさにマハラジャと呼ぶにふさわしい超巨大企業複合体を形成し、車、製鉄、お茶、飛行機、インターネットサービスなどあらゆる分野でインドのトップ10に入っています。面白いのは彼らが移民によって作られた企業で、カースト制度とは無縁で、能力の高いものから公平に登用していったことです。当時のインド国内にあっては異端なその取り組みが会社を大きく成長させる大きな要因の一つだったのかもしれません。

■GoogleとMetaはデジタル広告市場の掌握を失いつつある

・この半世紀以上、アルファベット社とメタプラットフォーム社は、デジタル広告市場、つまり現代のインターネットを支えるマネーマシンを支配してきました。競合他社や規制当局が、その支配力を崩す現実的な方法はないだろうと恐れるほど、彼らは毎年、オンライン広告費全体の半分以上を集めてきたのです。
今年は、この10年間で最も熾烈で資金力のある競争に直面し、この2社はこれまでで最大の試練を迎えることになります。アルファベットとメタは、アップル社のプライバシーポリシーの変更により、iPhone上での広告効果が損なわれました。

・Apple社が欧州の規制当局の取り締まりにあったことで、MetaやAlphabet(Google)といった企業の広告が使えなくなりました。これからは小規模なブランドにとって十分に安価な新しいタイプの広告として、今年はECサイトでのプロモーションとストリーミングTVのプラットフォームでの広告の2つが好調に推移すると予想されています。広告・メディア大手のGroupMは、2023年の世界の広告市場が8586億ドルと4.6%の微増にとどまるのに対し、eコマース広告収入は10%増、ストリーミング広告収入は18%増に跳ね上がると予想している。

■欧州のエネルギー価格は、暖冬による需要減退で下落

・欧州のエネルギー価格は、例年より高い気温が暖房需要を抑制したため下落しました。
天然ガス先物は6.5%も下落し、電力価格も下落した。温暖な気候は、この地域のガス在庫への圧力を弱め、通常各国が備蓄を取り崩す時期に、過去3週間の貯蔵量はほぼ横ばいとなった。

・北半球が暖冬な影響かオーストラリア(クイーンズランド州)は例年のように30度を超える日がなく、快適な夏を過ごしています。
昨年予測されていたようなエネルギー不足、価格高騰からの生活苦が予測されていましたが今のところはなんとか落ち着いている。

【最後に】

なるほど一時代を築いたGoogleやMetaの大部分を占めていた広告収入がAppleの変更により変わった、そしてその勢いは今のところ衰えていない。
次のGAFAMはまだ存在しない企業だなんだと言われていたり、実はインドから出てくるんじゃないか、なんという話も耳にしたことがあります。
いずれにせよ”盛者必衰の理”なのだなと感じた朝でした。
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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