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10分でわかる海外ニュース 2024年3月26日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

床でデスローリング。

オーストラリアの子どもたちの習い事は親の見学が許可されていないものが意外に多い。特に発表会があるような習い事なら尚更だ。
そこで学期末に1日だけペアレンツデーと呼ばれる親が見学していい日が設けられている。

そんなペアレンツデーに長男と2人で参加してきた。
2歳児はそれはそれは楽しそうで、ヒップホップダンスの音に合わせて拍子はずれの拍手をしたり、椅子の下でかくれんぼをしたり。
お気に入りのブランケットをおもむろにボクに持たせるとそれを釣り糸に見立てて魚になって床でデスローリング*を始めた。

自分が子どもの頃「ちゃんとしてなさい」「おとなしくしてなさい」って椅子に座らされて、最終的に「座っていられないなら外に行きなさい」みたいなことになって幼児の号泣が響き渡るみたいな展開があったなと思い返してみる。

ダンスの観覧を2歳児なりに満喫した。
コレもまぁ悪くはないだろう。

*概要 ワニや魚の攻撃方法の1つ。 獲物に噛みついたまま錐揉み回転して、肉を噛みちぎる。 その殺傷能力と見た目のインパクトから、しばしば「ワニの必殺技」として紹介される。

https://dic.pixiv.net/a/デスロール#:~:text=概要,技」として紹介される%E3%80%82

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針について更なる手がかりを与えるかもしれない米国の重要データを前に、トレーダーが企業業績の見通しを再評価したため、株価は先週の大幅上昇の後、一服した。

ストックス・ヨーロッパ600指数は、過去12年間で最長となる9週連続の上昇の後、横ばいとなった。S&P500種株価指数の先物は、ウォール街が今年最高の週間パフォーマンスを記録した後、ほとんど変動がなかった。国債は堅調で、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は下落した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■AIは中産階級にとって素晴らしい存在になると信じるエコノミスト

・AIは信じられないほどエキサイティングな領域であり、大きな驚きと恐れの両方を引き起こす。大きな心配事のひとつは、 すべての人の仕事はどうなるのか?より多くの人々の生計が成り立たなくなり、今以上の不平等が生じるのではないか?
この懸念は見当違いであるどころか、まったく間違っているとMITのデビッド・オートーは主張する。過去40年間のコンピューター技術の進歩が不平等の主な原因であったが、AIは全く異なるパラダイムとして捉えるべきで、AIに助けられた人間の仕事は、(医師や一流の弁護士のような)極めて高給で経験豊富な専門家の能力がより拡散するにつれて、そのプレミアムを取り除くだろうと主張する。

■日本の通貨局長、市場における投機的な動きに警告

・日本の為替当局トップは、円相場が2022年の介入水準付近で推移し続ける中、外国為替市場における投機的な動きに対して、ここ数ヶ月で最も強い警告を発した。

「現在の円安はファンダメンタルズに沿ったものではなく、明らかに投機によるものだ。我々は、いかなる選択肢も排除することなく、過度な変動に対して適切な措置をとる」と述べた。

■オーストラリア人、不動産「手当て」の廃止を要求

・新しい世論調査によると、ほとんどのオーストラリア国民は不動産投資家への税制優遇措置の廃止を望んでいる。

有権者の5人に3人が、ネガティブギアリングとキャピタルゲイン割引の制限または廃止を支持していることが、エブリバディーズ・ホームが委託したレッドブリッジの世論調査で明らかになった。

エブリバディーズ・ホームのスポークスマンであるマイイ・アジーズ氏は、「ほとんどの有権者は、連邦政府が投資家への税制優遇措置を制限または廃止することを支持している。現状維持を望んでいるのは4分の1以下です」と彼女は言う。

【最後に】

意図的な、投機的な円安。
これにどう対応するか。
Xなんかで多くの在豪日本人が円の100ドル越えを喜びちょっとしたお祭りの様相を呈していた。
つまりそういうことだ。

靴磨きの少年がとか、団地の主婦がと言われるアレがSNSやネットの普及によってそのサイクルが速くなっている。

このスピードに置いていかれないように、毎日情報に触れることをした方がいい。

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