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10分でわかる海外ニュース 2023年12月28日

オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
長く細くライブや記事も3年毎日続けているからこそ感じる。
習慣化ってやつは難しい。
特に慣れ親しんだものでなければおいそれと身につくものでも無いだろう。
毎日コツコツと続けていて、ある日突然体調を崩してたり、家族や仕事の都合で、気持ちが削がれてしまって毎日の習慣ができなかった。そんな時に自己嫌悪に陥ったりしてしまう。
仕方がない、人だもの。

そこからどうリカバリーするかが課題なのだ。
習慣化ってやつは山登りだと思う。それもくだりエスカレーターのような厄介な山。サボると下に降りてしまう。
もし何かのきっかけで続けられなかったとしたら。その期間が長ければ長いほど下山してしまっているはずなのに、習慣を再開する時にしれーっと以前中断した標高から始めようとする。
「以前1500メールで中断したからまた1500メートルから始めよう。」
人はそんなに都合よくできていない。
強度が辛い、自分に課すタスクがしんどい。
結果として続かない。

ウェイトトレーニングする人なんかは身をもって体験したことがあるだろう。ジムに行けなかった期間が長ければ長いほど上げられていたMaxレップの重量がキツくなる。まさにあれ。

実はこれ毎日のタスク、仕事でも同じ現象が起きている。
電話や呼び出し、会議で中断された集中力も同じように深く深く潜っていたところから海面に浮上したにも関わらず、再開するときにいきなり水深20メートルのタスクが重くのしかかる。

まずは中断した自分がどこにいるのか、水深、標高を確認して正しい位置から再開する。

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ3月にも利下げに踏み切るとの見方から、ウォール街の上昇でS&P500種株価指数が過去最高値に近づいた後、アジア全域で株価が上昇した。

MSCIアジア・パシフィック指数は1.1%も上昇し、終値は4ヶ月以上ぶりの高値となった。

連休明けの香港株も上昇し、中国ハイテク企業が牽引した。中国本土株は、良好な基礎効果に助けられ、中国の工業利益の成長スピードが速まったことを示すデータを受け、以前の損失から回復した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■上田日銀総裁は利上げを待ってもよいとの見解

・日本銀行の理事たちは先週の会合で、2007年以来となる利上げの時期について議論した。

「日銀が来春の労使賃金交渉の動向を見てから決断しても遅くはないだろう」と、12月18-19日の会合で9人の理事の一人が述べた。インフレ率が目標の2%を大幅にオーバーシュートするリスクは小さい、と同理事は語った。

■習近平、毛沢東演説で西側資本主義に代わる選択肢をアピール

・中国の習近平国家主席は毛沢東を偲ぶ演説で、西側の資本主義モデルに対抗するために現指導者が最近打ち出した枠組みを推し進めた。

国家とその与党である共産党の「中心的な任務は、中国の近代化を追求することによって、中国をより強い国に築き上げ、あらゆる面で中華民族を若返らせること」だと、習近平は火曜日、毛沢東の生誕130年を記念して北京で語った。

習近平は、2021年以来推進している漠然とした概念である「中国の近代化を、毛沢東を含むベテラン革命家から受け継がれた大義」であり、現在では「今日の中国共産党の厳粛な歴史的責任」であると説明した。

■アデレードとSA地方は、空室率が緩和しているにもかかわらず、国内で最もタイトな賃貸市場となっている。

・アデレードの空室率は先月わずかに緩和されたにもかかわらず、アデレードの賃貸市場は依然として国内で最もタイトであることが、新しいデータで明らかになった。

最新のPropTrackの数字によると、空室率は賃貸可能な賃貸物件の割合を示すもので、11月には0.03%ポイント上昇し、0.7%となった。

首都圏の空室率としてはパースの0.73%に次いで低く、ダーウィンは2.63%と最も高かった。

【最後に】

日本の利上げはいつどれくらい起きるのだろう。
もし起きたとしたらどんなインパクトがあるのだろう。

想像や妄想を膨らませて不安になるよりも、今できることやれることをやり抜いてみようと思う。
このニュース記事やコラムを読んだり、朝のライブで何かを感じてもらえたら何より嬉しいし、役立ててもらいたいとも思う。
自分のエゴだとは理解しつつ、今日もまたコツコツと積み上げていく。

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