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tanec 01 特集=チェコのこと〈2刷販売開始しました〉

「踊りたくなるくらいに好きなもの」を紹介する雑誌『tanec』を創刊します。第一号の特集は「チェコのこと」と題して、チェコの(比較的新しい)カルチャーを扱います。

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Concept

心や身体が踊るほどに、
踊りたくなるくらいに好きなもの

tanecは、チェコ語で「ダンス」のことです。
すばらしい!と思うものに出会った時に、
心臓が早く打つことや、
思わず立ち上がって拍手をしたくなること、
とにかく誰かに伝えたい!とソワソワすること、
頭はまとまらないけれど、この気持ちを残しておこうとペンを取ること、
そういうことの全てを、身体が、そして心が「踊っている」と表現できるのではないかと思ったことが、この名付けの由来です。

身体が踊るほどに、踊りたくなるくらいに好きなものや、魅力的なものを誰かに伝える場として、この小さな雑誌を発行します。

tanec 01 特集=チェコのこと

第一号では、「特集=チェコのこと」と題し、チェコのゲーム、映画、音楽、アート、コミック、絵本、人形劇など幅広いジャンルを扱い、チェコの現代のカルチャーを紹介しています。

この特集を設定したのは、日本で「チェコについて」といった時に取り上げられることの多い80年代以前の作品ではなくて、ビロード革命のあと、90年代以降の作品を扱った雑誌を読んでみたい、と思ったことが理由です。文学作品や映画は、なるべく日本語でアクセスしやすいものを選びました。同時に、映画祭や人形劇についてなど現地でしか味わいにくいという性格のものについても掲載しています。現地で活動する方へのインタビューを通じて、チェコのいまを感じていただけたら嬉しいです。

この雑誌で扱われているのは「チェコのこと」のほんの一部ではありますが、楽しんでいただけたら幸いです。

Index

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01 はじめに 

06 チェコってどんな国? 

07 小さくて弱くて優しい主人公たちと―アマニタデザインのゲームを遊ぶ 
12 手仕事の映画−チェコの人形/アニメーション映画

15「おばちゃん」の普遍性―映画『チェコスワン』を観て

16『異端の鳥』の非情

20 映画祭から見えるチェコの市民運動の伝統―イェデン・スヴィエト人権映画祭ディレクター オンジェイ・カメニツキーさんインタビュー

24 チェコの音楽をちょっとだけ

26 チェコのアートシーン―Cena Jindřicha Chalupeckého /インジフ・ハルペツキー・アワード

32 チェコ・コミックの本棚から

34 ビジュアルから想像が広がるチェコ絵本―Baobabの魅力

36 日本で出版されているチェコの絵本 

37 チェコで友達を作るには?趣味のクラブを作るという提案 

40 チェコの慣用句から日本語を学ぶ

42 イジー・クラトフヴィル『約束』―「ナボコフの二手詰」すら包括する、「狂気」の連続体

44 ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』――哲学とシュールが入り乱れたチェコの幻想文学―― 

46 Divadlo Líšeňの人形劇

48 観客の目を見つめて―人形劇作家ヴェンドゥラ・トムショヴァーさんインタビュー 

54 チェコのことをもっと知るには

A5変形・55ページ・中綴じ製本

Writers

あまのさくや
佐賀建
大久保りさ
富重聡子
遠藤徹
日原聖子
中野木波
イヴォ・プルセック
りさきゃん
高橋麻菜
三橋光太郎
はと
藤田琳

Staff

企画/編集:藤田琳
アートディレクション/デザイン:中山望
装画:香取亜美
印刷:藤原印刷株式会社
製本:有限会社中正紙工

購入はこちらから 定価1000円です。

tanec オンラインショップ *現在2刷販売中です!
 
https://tanec.stores.jp/items/60642925d5e9c9064e66c155
*こちらのオンラインショップでは販売を停止しております。ご希望の方は下記の取り扱い店(実店舗、オンラインショップ)をご利用ください。

取り扱い店(順不同 2024/1/19更新)
・実店舗
タバネルブックス(東京・石川台)
コ本や(東京・神楽坂)
MAIN TENT(東京・吉祥寺)
Cafe Hammock(東京・三鷹)
coyama(東京・武蔵小杉、向河原)
BOOKSHOP TRAVELLER(東京・下北沢)
Books&Cafe コトウ(福島・福島市)
Cafe&books 清学舎(福島・福島市)
乃帆書房(秋田・秋田市)
なタ書(香川・高松)
ブックスルーエ(東京・吉祥寺)*再入荷
まがり書房(大阪・池田)
雑貨と古書の小さなお店 りすとのしゅ (埼玉・深谷)
ブックギャラリー・ポポタム(東京・池袋)*sold out
甘夏書店(東京・押上) *sold out
SUNNY BOY BOOKS(東京・学芸大学)*sold out
SHIBUYA TSUTAYA(東京・渋谷)*2022年3月6日まで
のら珈琲(秋田・秋田市)*sold out
BOOKSHOP 本と羊(福岡・福岡市)*sold out

・オンライン
タバネルブックス(東京・石川台)
コ本や(東京・神楽坂)
乃帆書房(秋田)
まがり書房(大阪・池田)
ブックギャラリー・ポポタム(東京・池袋)*sold out
甘夏書店(東京・押上)*sold out
SUNNY BOY BOOKS(東京・学芸大学)*再入荷 *sold out

訂正

初版発売後にミスが判明しましたので、こちらにて訂正いたします。
ご指摘いただき、ありがとうございました。
*現在販売中の2刷では修正済みです。

p.14 3行目
誤:アーティストのフランティシェク・スカーラ(František Skála)
正:アーティストのフランティシェク・アントニーン・スカーラ(František Antonín Skála)

p.33 末尾

誤:p.14でも紹介した美術作家のフランティシェク・スカーラ
正:p.14でも紹介した美術作家のフランティシェク・アントニーン・スカーラの父、フランティシェク・スカーラ

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たりん
最後まで読んでくださってありがとうございます。 いただいたサポートは、雑誌『tanec』の出版費用に充てます。