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つながりの深みへ

Beloved ♡ さん


こんにちは!魔タリカ 753歳 、魂のR指定です。 

新春早々、京都の山奥でのサンクチュアリ・リトリートを終えて

下界へと降りてきました。

一回一回のリトリートで、人の最も内奥にある美しさや輝きが、

どうしようもなく溢れ出てくる瞬間に立ち会うと、再びこの探求の旅の

先へと歩を進めていくようにと、何か大きな力に背中を押されているかの

ような気がします。

「大きな力」はあくまで私個人の人生に関係するものですが、

共鳴する波動が波打つ人たちの輪の中にいると、いつも以上に

深い喜びに包まれます。


人は危機の時には繋がっていくと言います。

敵を作って、その防衛のためにぎゅーっと繋がるのではなく、

お互いの愛と自由のために繋がる時、そこには独自の深みと優しさ、

繊細さを持った、言葉を超えたコミュニケーションが生まれます。


内側にどんなに深い闇や断絶、孤独を抱えていたとしても、

自分の深い気持ちを表すのに、適当な言葉が見つからなかったとしても、「今、ここ」のポイントから展開される繋がりの深みから、

自分の存在や感覚の全てを開いて、相手の存在を「聴く、感じる」

ことを可能にするほどの、圧倒的なコミュニケーションです。

その非言語による情報量は膨大で、受け取るためには

「私」というOSそのものを入れ替える必要があるほどです。


私たちはコロナという危機を目の前にして、オンラインの

テクノロジーを駆使することで、人に気持ちを届け、繋がり、

置き場を失った自分の身を寄せて、再び関係性に向かって開いて

いくことができました。

これは現代における素晴らしい恩恵で、これからも私たちは

それを使いこなしていくでしょう。


人間の在りようもまた、神、宇宙から与えられた神秘のテクノロジーです。

体温が通い合う生の人間のテクノロジーは、より一層の輝きを持って

特別な時間を作り出します。


私は霊長類学者でゴリラ研究の山極寿一さんのファンですが、

最近読んだ山極さんの記事では

「「自分の時間」の放棄が新しい未来を築く」

とありました。


確かに「人と一緒に過ごすのが面倒だ。自分だけの時間が欲しい」

というのはよく聞きます。

人間関係がどれほど面倒でも、人は一人では生きていけません。

面倒だと思うのは、人の顔色を伺いながら、世間の常識に従って

生きてきたエゴの声、「いい人」であろうとする表の顔ですよね。


私たちは親から「人に迷惑をかけないように」と言われて育ってきました。

だけど、人は迷惑をかけあったり、弱みを見せ合い、助け合って、

一緒にダンスをしたり、音楽を奏でるなどの時間を、他者と共有する

ことで、体が共鳴場となり、信頼関係が生まれ、それが人類を進化

させてきたのだ、と山極さんはおっしゃいます。


生きている間に着込んできたエゴの鎧の下にある、自己の魂との

繋がりの回復を果たすには、一度神の神秘のテクノロジーである

身体に戻って、純粋な感覚そのものになるまで、余分な感覚や

感情のゴミを燃やし続けて軽くなること。

その時、魂は深い繋がりの海に浮かんで、愛、信頼、喜びの波に

身を任せることができるのだと思います。


その尊い一瞬は、ホログラムのように私たちの人生全てに

影響を与えていって、過去の傷や痛み、孤独や断絶を

含んで超えて、深い癒しを起こしてくれます。

そんな一瞬を共にできると、あぁ、私にはこの仕事しかないわ、

と思うのです。感謝!


Love♡

Tarika

2023 / 1 / 12 発行メルマガより


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