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鬼を滅する?

こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です。びっくりしちゃうことにもう12月で、怒涛の2020も秒読みとなりました。日々この速度に自分はちゃんと着いていってるのかは、謎ですね。先日、とうとう私も「鬼滅の刃」にはまりました。

前評判だけはいろいろ見たり聞いたりしていましたが「やっぱり見てみよう」と思ったのは、鬼殺隊の戦闘能力をあげるのが「呼吸と集中」だと知ったからです。時代設定が大正だということで、「長男は、男の子は、女の子は...」などの、最近ではトンと聞かなくなった表現もあったけど、シンプルに面白いので、映画とTV版と、一気に見てしまいました。

こういう夢中になれるファンタジーものを読んだり見たりした後は、まるで半身を向こう側に置き忘れて現実に帰って来てしまったような、とても大事なものが失くなってることを思い知らされるような、複雑な気分になります。失くした、というよりすり減った、と言ったほうがいいような、夢、希望、魔法、可能性、勇気.... 自分が信じる正義のために、安全よりも危険を選ぶこと。

その危険な道行きを支える体力やスキルを身に付けるために呼吸と瞑想、五行の智慧を使っていながら日々鍛錬を重ねていること。それが日本の子供も大人も巻き込んでいるってことにも感動でしたwえぇ、単純な私です。

でね、危険な道をいく時に一番危険なのはエゴや慢心です。師匠が「武道の『武』という字は、矢を置く、という意味だ。」と言ったのも思い出します。何かのために戦ったことがない人は、戦いをやめることもできない。戦いをやめるには、エゴの矢を置くことなんですね。

大人は「ま、面白いけど、そんなのはアニメの中だけの夢物語だよ」というかもしれません。行動を起こすには、立派な大義名分と根拠、科学的なエビデンスを大事にするのがクールでスマートな大人の態度だと。もちろんそれは大事です。でも、度が過ぎると「動かぬ現実」をも作り出して、変化、変容を妨げるんじゃないでしょうか。

数多の成功者たち曰く、人生の成功の鍵は子供の頃に受けた愛情と、周囲の大人たちの肯定的な態度の上に培った「根拠のない自信」だと言います。天才というのは、子供のように純粋な知性で常識を疑った人たちじゃないでしょうか。刷り込まれた常識と信念こそが鬼で、そうそう簡単には壊れやしない!

子供たちの荒唐無稽な夢や希望がかなって、この現実が大きく変容していく、なんて日が来たら面白いのにね!

Love♡

Tarika

2020/12月2日メルマガより

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