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静かな湖畔のセクシャリティ

こんにちは!魔タリカ766歳、魂のR指定です!
最近やっぱりというか、セックスレスの問題がよく持ち込まれるのですが、
これはさまざまな問題の根幹になっていると、私からはそう見えます。
暖かな愛、真摯なコミュニケーションなどからの分断です。

まぁ、忙しすぎる現代人は仕事や社会的体面や成功を保つのに必死で、
ベッドの中やそれに伴う関係性のことは来世で、くらいに後回しになっているので、事態が好転することはなかなかに至難の業です。

とはいえ大変少数ではあっても、そんなものを飛び越えて、自分自身の幸せを探究する人たちに会えることもまた事実ですが。

タオでは、オーガズムだけがDNAを変容させるといいます。
だけど、肝心のオーガズムに辿り着くまでの道のりは、セックスレスやコミュニケーション不足という問題が山積するイバラの道です。

女性のセクシャルエネルギーは水、男性は火です。
私たち更年期世代の女性たちは、もうすでに生殖の輪から離脱しているので当然と言えば当然なのですが、ほとんど性欲を失います。
まったく衰えない人もいるようですが。

子供を産んだ直後もまた、しばらく生殖の輪から離脱して子育てに全集中します。鬼滅の刃で「水の呼吸、一の型」なんて思い出しますw
しかし、1人目の子供を産んだ直後に重大な事実に気がついて愕然となります。なんと、実は二人目の子供だったということに!
まだ一の型も習得していないのに、いきなりニの型を実践せねばならないというわけです。最初の子供が十分に成長していない場合は、構ってもらえないことに不貞腐れて代わりの母親を探し始めたりして。

そんな中で、水の質である女性の性エネルギーは、森の奥深くに隠れた静かな湖畔となります。湖は波風一つたたず、鏡面のように透明な静けさ。
水は冷たい淡水で、人は泳げそうにありません。
(私はよく”静かな湖畔の森の影から、もう起きちゃいかがとカッコウが鳴く🎵”と歌いますが)

続き……湖と太陽


澄み切った冷たい湖の水を温めるには、太陽の光が深い湖底まで届くほどに、十分に強くなければなりません。
太陽の光と熱が湖水を温めるなど、周囲の条件が整うと、蒸気が立ち上ります。湖に立ち昇る神秘的な朝霧、靄がすぅっとあたりに立ち込め、天へと昇っていく、それがオーガズムです。

女性が深いオーガズムを感じるためには、冷えた湖水を温めるが如く、時間がかかります。特に長い間、太陽の光が届いていない場合は、より一層の時間が必要です。

マッチの火では瞬間的で小さすぎ、蝋燭の火でも間に合いません。焚き火なら多少はいいかもしれません。いえ、やっぱり太陽の暖かさに適うものなどないのです。太陽の熱は冷えた体を芯から温めて、地中に埋まった種子は芽を出して、やがて花を咲かせ、樹木は天高く枝を伸ばしていくような。まさに天の恵みのような、深く大きな愛の暖かさが必要なのです。

暑すぎる太陽は、最初のうちは人を開放的にしてくれますが、やがてはうんざりと疲れて日差しを避けるようになります。
ちょうど小春日和のように、暑くもなく寒くもないほどの穏やかな暖かさの中で、人は寛ぎ、心から平和を満喫します。

今まで暗い深淵だった湖底に陽が差さし込んでくると、湖に棲む様々な生き
物が姿を現してくるでしょう。湖の中は、終わりなき探究の源です。
少し見えたからといって、全てわかった気にならないでください。
探究すればするほどに、神秘の湖は秘密を明かしてくれるでしょう。

湖に映った月を指さして、「そこに月がある」と言わないでください。
そこに月はないのです。
そしてやっと空を仰いで、広大な宇宙への、真の探究の旅が始まるのです。
そうです。蒸気が昇って消えていくところ。
一人の人間の中にあるのは、大きな宇宙の写し鏡である内なる小宇宙。
謎に満ちた、ダークマター(暗黒物質)が、探求されるのを待っています。

タオのエクササイズでは、「天眼」を開いて内なる宇宙を探求します。
ここから先に進もうとする人たちには、道先案内人がいれば、見どころを逃さずに先に進んで行けます。
そして、男性の中にも女性性があり、女性の中にも男性性があります。ユングのいう、アニマ(男性の中の女性性)とアニムス(女性の中の男性性)です。
だから、男性の中にも深い湖が存在します。
男性たちは、まず自分自身の湖の中の神秘を発見して、探求しなければなりません。女性も男性も、相手を指さした途端、問題の本質が自分に戻ってくるのです。

「原始、女性は太陽であった」という言葉があります。
女性は内なる太陽である「火」を発見する必要があります。
創造性と生命の源であり、知恵と啓示を象徴する太陽の光は、無知、無明の暗闇に光を降り注ぎます。勇気と気高さを持って、松明を高く掲げながら、未来へと歩を進めていくのが、真の女性性だと私は思います。

この探究こそが「霊性・スピリチュアリティ」への道なのだと、タオは私に教えてくれます。セクシャリティのプラクティスは、スピリチュアルな生き方への隠された扉であり、神社の鳥居のようなものなのです。
鳥居は誰でも通れるし、神社も拝めるんだけど、中に隠された神様に出会えるかどうかは、自分次第ってことで。

Love♡

Tarika

タオのセクシャルプラクティス
サンクチュアリ 11月22日〜26日(長野県白馬)
お待ちしてます〜。

2023/ 11/ 17発行メルマガより




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