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Webライティング、読みやすい文章のコツ3

Webライティングのコツを勉強しながら、ツイッターでシェアしています。
時々、このnoteにこのまとめをさせていただきます。

https://twitter.com/tarijiri

新しい文章力の教室

「新しい文章力の教室」を読み返すと、初っ端の言葉にいつも身が引き締まります。
良い文章とは完読される文章であるということ。
調べたい項目やリード文の結論しか読まない読者も多いと思いますが、気づくと読み終わっているような、つい集中しちゃうような、そんな記事を目指します。

校正・校閲・推敲の違い

校正:校正刷りと原稿を照合して、文字の誤り・体裁・色調などを正すこと 校閲:原稿の不備や誤りを調べなおすこと
推敲:詩文の字句を練り直すこと

Webライティングやブログでは、「校閲」がメインになりそうです。

文章力をあげるには、小説も有効

Webライティングの基礎を勉強して、実践で沢山書けるようになったら、小説の文章も参考になります。
結論ファーストで論理性を要求されるWebライティングには一見不要そうですが、「映像を文章で表現する」技術は、読者の心にイメージ像を描かせるのに有効です。

文字列の形にも注意

南海キャンディーズしずちゃんのご婚約、お相手を「佐藤健」さんと見間違える方が多い様子。
実際は「佐藤達」さん。
Webの文章は読み流されることが多いので、「形が似ている文字列」が勘違いを促してしまうことも。
図を使ったり漢字を減らしたりなど、読者に分かりやすい文章にする工夫が必要ですね。

「〜することができます」は冗長

誤:窓からの光で、撮影することができます。
正:窓からの光で、撮影できます。
「できます」に変えた方が引き締まった印象に。

なお、その際は「ら抜き言葉」にも注意。
誤:見ることができます。
誤:見れます。 正:見られます。

係り受けは近づける

誤:きっと、僕は実績のある晴れ男だから、明日は青空さ。
正:僕は実績のある晴れ男だから、きっと明日は青空さ。
「きっと」と「明日は~」の係り受けを近づける。
離すことで独特の雰囲気は出ますが、Webライティングの基本としては、読みやすさ重視です。

並列の「~たり」は省略しない

文節の終り重複は良くないが、「~たり」は省略しない。

誤:笑顔を見せたり自分から挨拶することで、信頼を得る。
正:笑顔を見せたり自分から挨拶したりすることで、信頼を得る。

Microsoft Wordの「エディター」機能が、「たり」漏れを指摘してくれますよ。

「~にもかかわらず」はひらがなで

誤:雪が降っているにも関わらず、白いボールを使う。
正:雪が降っているにもかかわらず、白いボールを使う。

つい「関わらず」を使ってしまうことがあるが、これは間違い。
ひらがなでOK。

意味は正しくとも、無駄な接続詞は削る

誤:読書をすると、新しい知識を学べます。だから、読書が好きな子は色々なことを知っていますよね。
正:読書をすると、新しい知識を学べます。読書が好きな子は、色々なことを知っていますよね。
この「だから、」は無いほうが文章が引き締まる。

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