ミルフィーユ卵焼きに挑戦してみた。
うまい店を紹介する本
私はレストランテブックマン。
私はうまい店を紹介するだけでなく私自身でも料理を作りそして研究する。
私は料理研究家だ。
今回チャレンジしてるのはぷるふわ卵焼きミルフィーユ層だ。
オムレツを何層も重ねるのではなく卵焼きをクルッとする時に何度もクルッとしてミルフィーユ層にする。
しかしクルッと何層にすることに苦戦していた。
卵焼きは時間との勝負だ。
卵は加熱するといろんな料理になる。
卵焼き。目玉焼き。スクランブルエッグ。オムレツ。ゆで玉子などだ。
しかしどれも加熱時間によって味、形、が変わってくる。
料理はスポーツといっても過言ではないはずだ。
話を戻そう。ミルフィーユとは千枚の葉が重なっているとの意味もあり何層にもなっている。
私は卵焼きを何層にも巻き、なおかつぷるふわ卵焼きに挑戦している。
しかしやはり何度トライしてもダメだ。層が多くなればなるほど分厚くなる。しかも火加減が難しい。何層も作れば作るほど一層目から火が通り過ぎて固く焦げてしまう。ダメだ。
かつて伊達政宗は伊達巻が好物だった。
私は私を越える。
諦めるものか。
討ち取ってみようではないか。いざ参らん!
まずは白身と黄身をわけ時間差で卵焼き専用のフライパンに投下する。
そして黄身はフライパンの上で混ぜる。混ぜすぎるとスクランブルエッグになってしまう。
そしてあらかじめ卵をといていた卵を投下する。
フライパンになじませる。どうだ。
ここで片栗粉を少量だ。
これでまとまりやすくなるはずだ。
………。
出来た。出来たぞ!完成だ!
これぞまさしくミルフィーユ卵焼き。
われながらあっぱれだ。
食!
一口食べた。
うまい。うまいがダメだ。私の完璧を越えていない。
くっ!ここまでか。
次は卵がうまい店にいく。
これ以上食べると味覚が鈍る。
今日はここまでにしよう。
これは撤退ではない。戦略的撤退だ。
なお余った卵の殻はガーデニングやDIY等に使えるようだ。有効活用するとよいかもしれない。