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同じ体重を20年キープするためにやってきた2つの習慣

30歳から20年、ほぼ同じ体重をキープしている。
さらっとこんなことを書いちゃうと、太らない体質の人なのか、ものすごく意識高い系の人かのどちらかに思われるかもしれない。太らない体質かと言えば絶対にちがう。むしろ私はすごく太りやすい。中年になり呼吸をするようにさらに簡単に太るようになった。たぶん何もせずにぼーっと生きていたら、ミニマツコくらいにはなっていると思う。
意識高いかと言われれば、めちゃくちゃ意識している。だって意識していないと太るんだもの!太るとコレステロール値やら血圧やらとこの年齢では健康に悪影響を引き起こすことが多いし、動きも緩慢になってよけい年寄りくさく見える。何よりも今持っている服が着れなくなるというのは金銭的にももったいない。

では体重キープのために何をしているのか?
2つある。

1つめ:毎朝起きてすぐに体重を測ること。

朝起きてトイレに行った後、とにかくすぐに体重計に乗る。そして記録する。記録するのはiPhoneの体重管理アプリ。これを毎日続けている。
この習慣が身についたのは、高校生の短い冬休み期間中に5キロも太ったトラウマからだ。食べ過ぎだということは自覚していたので体重計に乗るのが怖かった。意を決して乗ってみたら、目盛が今まで見たことのない世界を指し示していた。(当時はアナログの体重計)この時のダイエットがものすごく辛くて、30年以上前のことなのにいまだに恐怖体験として体に刻まれている。だから前日に食べ過ぎて体重を測るのが怖いと思っても、絶対に毎朝体重計の上に乗る。そして現実を毎日直視する。これが体重キープの1番の秘訣だ。毎日測るのは面倒くさいと思われるかもしれないけど、測らないで体重が増えてしまってからダイエットをする方が何十倍も面倒くさい。それに大食い競争でもしない限り、1日で増加する体重はせいぜい1キロから1.5キロくらいだ。1キロくらいだったら3日くらい気をつければ取り返しがつく。これが私の冬休みの例のように5キロだったらどうだろう。ダイエットするにしても腰を上げるのが重い。1キロくらいだったら今日からサクッと始めようと気になれる。傷を大きくする前に始めるのがコツなのだ。
ただ旅行中だとこの習慣を中断しないといけないのがかなり辛い。なので旅行から帰ってきた次の日の朝はちょっとした恐怖である笑

2つめ:ご飯は1日に2食。

食事は朝と昼だけ。
ここ数年で一気にバズった「16時間断食」だけど、夜抜きの生活をすると自然と16時間断食をしていることになる。
夜食べない代わりに朝ごはんは夜メニューだ。からあげやカレーやコッテリしたもの。ちなみにこれらの料理は前日の夕方に作っておく。朝から揚げ物とか作りたくないから。とにかくカロリーを全く気にせず食べるのが朝。スイーツ系も朝に摂取。これから丸一日カロリーを消費すると思えば全く罪悪感がないのがいい。
昼は週末に作り置きをしている惣菜を食べる。鶏むね肉ハムのようなタンパク質と、紫キャベツのマリネのような野菜類のみ。炭水化物はなし。正直お腹いっぱいにはならない。実はこの空腹感が大事で、ミトコンドリアを増殖させカロリー燃焼に一役買うのだ。つまり空腹はダイエットの最高のスパイスである。
と、ここまでは平日の話。
これだけストイックになれるのは週末のお楽しみのため。私はお酒が好きなので週末の夜は夜ご飯を解禁して好きなものを食べワインを飲む。16時間断食もなし。こういうメリハリがあるからこそ続けられるのだ。当然、週明けには体重も1キロは太る。そしてまた平日の16時間断食を再開し1キロ戻し、週末に元に戻るというサイクルだ。

毎日の体重記録と16時間断食、この2つを実行して体重はあくまで現状維持のみだ。痩せることは決してない。本当はあともう1〜2キロ痩せてもいいかなとは思うのだけど。逆にこの歳で体重がどんどん減るようだったら、それは癌か何かであるに間違いないからこれくらいでいいんだよな、と思う。



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