冬のこと 1 タラ 2020年2月7日 01:18 ¥100 規則的な電子音が鳴るいつでも心地良いのは柔軟剤泳ぎきって壁にへばりついた洗濯物冷たく濡れて生気を失った衣類をからだに抱きしめ、まだ大丈夫と冬のベランダに出た。鼻から空気が流れ込み、この時季特有の、匂いの中にいる孤独が精神を突き刺す。季節が移るにはあと何回、凍える手を数えるのか。大丈夫、君はまだ生きている。また乾いたら、 ダウンロード copy ここから先は 0字 ¥ 100 購入手続きへ ログイン #日記 #エッセイ #小説 #洗濯物 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート