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アイスくらい買いたい時に買わせろよ

「実は〇〇するのって危険なんですよ」
「〇〇な人は犯罪に巻き込まれる可能性が…」
みたいな、恐怖感を引き出して興味を引こうとするやり方って、
「実は〇〇ってこんなに汚いんです」
「便座と同じくらいの雑菌が…」
て急に言い出して洗剤とか売ろうとするのと同じやり方だよね。

そりゃあ、めちゃくちゃ汚いまな板とスポンジ使ってる人が何故かずっとお腹を壊してるなら、まな板とスポンジを洗うなり消毒するなりした方がいいけど、なんの問題もないのにそこまで神経質にやる必要ある?
とか、
その薬の影響の方大丈夫?
とか、
雑菌が気になり過ぎることでストレスになったり、他人の作ったものが食べられないようになるなら、そっちの方が不幸になってない?
とか思う。

「〇〇すると犯罪に巻き込まれる」て聞いて、それ全部やめてビクビク生きるのも、それをした人を「身を守ってなかったからだ」て責めるのも違うしね。

本気で安全に無菌で健康的に生きたいなら、シェルターみたいな無菌室で病院食みたいなのだけ食べて生きてればいい。
でも、ほとんどの人は「それじゃ嫌だ、生きてる意味ない」って言うだろう。
つまりそれは「ただ安全に健康で生きてさえいれば幸せ、ではない」ってことだよね。
寧ろそれ以外の、人生で起きる色んなことを自由に楽しんで、自分で経験したり実感すること幸せがあり、それを続けるために安全と健康があるってことでしょ?

だったら多少危険でも外に出て好きなことするしかないよね。

安全でいようとしすぎて苦しくなるのって、意味のあることだろうか。

「夜に1人でコンビニに行ってアイス買うのは危険だから止めろ」ってのは「塩をたくさん摂った人は高確率で病気になるから、塩を摂るのを止めろ」て言うのとあんま変わらない気がするんだよね。

どうもこの手の注意喚起する人ってのは、ショッキングなことを言って注目集めたり、自分の言ったことで人が影響受けてることに酔ってる気がしてならない。

「〇〇するのはダメ!」しか言わない人より、「〇〇したら良いよ、時と場合によるけどね」を言う人の方を信用するけどな。私の場合はね。
危ない時は何しても危ないし、危ない場面でも助かることは山ほどあるし、ヤバいやつは何しても手を出してくるし、誰しも死ぬ時は死ぬから。
自分で判断して自分の責任で生きたり死んだりしたいよね、自分の人生だし。

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