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2020.07.31_HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!

日向坂46初の、、、と、みーぱんがMCで間違えていましたが、ファンの心理としてもどちらかといえば「初」の方が近い日向坂46のオンラインライブ。前回は記念イベントの「ライブパート」という感じでしたからね。こころから素晴らしいと思えるオンラインライブだったので印象に残った箇所の感想を順番に書いていきたいと思います。
※セットリストはこちらの記事にありましたよ。

新3期生の3人による影ナレ

ひなのはちょっと規格外ということを差し引いても、配属間もない彼女たちに役割があって、さらにそこでそれぞれの存在感をきちんと示してて。もう冒頭からくらってしまいした。なんとなく、3人で小・中・大感があってわかりやすいよねぇ。

初手ドレミからのハッピーオーラ

がっつりファンである自分の目線を一旦置いて、今回初めて日向坂のライブを見る層にとてもふさわしい冒頭の選曲だったんじゃないでしょうか。Youtubeの再生回数が一番多い『ドレミソラシド』からの日向坂というグループを1番に表すキーワードをタイトルに掲げた『ハッピーオーラ』でライブがスタート。センターがこさかなであることに何の異論もない私ですが、「日向坂って誰?」と言われたらまず最初に浮かぶのはやっぱりかとし(個人の主観です)。思えばこの時点で「ひらがな時代の楽曲もやるよ」という宣言になっていたんですねぇ。。ライブアレンジパートでブッ込まれたカスカスダンスとニクイねぇ三菱!(レコメンポーズ説あり)も相まって、彼女たちのグループとしての性格や側面が最短距離で表現された冒頭2曲だったと感じましたー。

(個人的に日向坂のセンターこさかな、象徴はかとし、魂がキャプテン、というイメージ)

このちゃんの出世

素晴らしい幕開けから三曲目『ナゼー

個人的に坂道グループにはポジションを争うギスギスした雰囲気が少なく、各自が向上心は持ちつつも、お互いの役割を尊重し合う雰囲気を感じていて、単純な序列や上下という言葉はあまりふさわしくない印象です。それを踏まえてもこのちゃんこと松田好花さんは本当に出世したよなぁ。いや出世じゃないな。グループにおける存在感が強くなったという表現がよいかなぁ。加入当初は正直目立つ方のメンバーではなかったと思う(握手会が売り切れず、他のメンバーが握手を行なっている中自分1人が楽屋に残り、悔しい思いをして何かを変えたいと髪を切ったエピソードはファンの間では有名)のですが、今やライブの冒頭パートを担うユニット曲のセンター(正式なセンターかは不明)を務め、しかもそれが彼女自身の地道な努力によって勝ち取られたものだということをファンのみんなが知っている。素敵なサクセスストーリーですよね。

ダンスパートの迫力

全身を使った激しいダンスの青春の馬や、ライブアレンジのダンスパートなど、最近の日向坂はグループとしてのダンスの迫力がどんどん増しているように感じます。現メンバーのダンスは全員がアイドルとしての平均あるいはそれ以上の水準で揃っていて、こういうパートもきっちり決められる。こういう一面があるとバラエティに前のめりな彼女たちとのギャップが感じられてグループとしてのと魅力ですよね。そして青春の馬のこさかなとひよたんのペアダンス。男女問わずいろんなグループを見ていると、全員が健やかに活動を続けられるということは本当に貴重なことですね。う、また涙が。。

普通のこと言うけど、、、

期別楽曲パートとでも言うような、『君のためになにができるだろう』『好きということは…』のパート。
普通のこと言うけど「二期三期には二期三期の良さが。一期には一期の良さが」ありますよね。あるんだよなぁ!

以前かとしが二期生はクラスの一軍、一期生は二軍という表現をしていましたが、なんというか言い得て妙。二期生には軽やかさと華、一期生には重厚感と強さがあって、タイプが違うみんなが仲良くまとまってるんだから、なんというかホントいいグループだな。

富田

応援してるぞ!!

べみほの発明

インタラクティブパートに移行するときにいつも頭をよぎる懸念が2つあって、それは「通信の悪さによる間延び」と「ファンが場を荒らす発言をしてしまうこと」

今回のライブでは全員に質問を投げ解答をメンバーが拾っていくスタイルでの進行がメインだったので、この辺りをうまく回避していたように思えました。ピックアップされたファンも皆さん素敵でしたね。やはりオンラインライブはこういうパートを設けないと録画を見ているような感覚になって臨場感が失われたりしまうので、この辺りこれからも試行錯誤を重ねてどんどん良くなっていくだろうし、他の坂道のノウハウも活かしあえるところが強みですね!

そして○やを掲げているファンの多いこと多いこと、、。

○やとは、ファンには言わずもがなの、「ひなあい」で生まれた、ぶりっこをかましたメンバーに向けられるおひさま用語的なものですね。最近あざとさを軸にした番組が始まっていたり、日向坂自身も「アザトカワイイ」という曲をリリースしたり、「あざとい」がただ嫌われる対象ではなく立派な市民権を獲得し始めている印象がありますよね。総じて自己プロデュースの一部なのだから時代に合わせてそうなっていくことは自然の流れという気もしますが、我らが日向坂はもう数歩先の次元であざとさを楽しんでいて、あざとさの最たる職業であるアイドルが、メンバー同士で監視しあって掛け合いのきっかけにするグループがどこにいるんだよ!○やというキャッチーな用語はべみほの大発明なことはもちろん、見逃せないのは、その前段階でぶりっ子キャラを番組の鉄板コンテンツに仕立て上げたオードリー若林の手腕という土台ですよね。いやぁひなあいはやっぱり最高だよ。いつかもうダンスも歌もなくていいからひなあいの単位でイベントやって欲しいぞ!武道館とオンライン視聴でなんかの伝説つくろうよ!

あとはひよたんのビビンバスライムにも触れないわけにはいかなくて、

ライブ中はこんなことを書いてしまいましたが、そう言えば、大喜利出すのを渋っていたけど読んでみたらおもしろかったってくだりが「がな推し」の時にあったよなぁ。本人の自覚はともあれもともとセンスがあるのかもしれないなぁ〜。

こういうのもあったわね。

永遠の白線

この曲そもそもタイトルがいいですよね。そして私が気になったポイントは、この前のインタラクティブパートで、センターのこさかなが「グループで1番好きな曲は何?」という質問で答えていたのがこの永遠の白線だったということ。答えて後にすぐ出てくるあたりが(さすがセンター。持ってるな。)と思うと同時に、先輩をある種差し置いてセンターを張ってるこさかなの1番好きな曲が、ひらがな時代の一期生の歌唱曲だという事実、ちとエモすぎやしませんかね。伝えやすさ優先であえて「差し置いて」なんて書き方をしてしまいましたが(ゴメン)、メンバー同士が気を問わずお互いへの尊敬の念で繋がりあっていることを感じさせる、細かいながらも深みのあるシーンでした。

欅的対立構造

この間に20t(ヒ)を持つひなののシュールさを楽しんだり、ステージ上のまりぃちゃんになんだかこれから見違えるような進化を遂げそうな雰囲気を感じたり、深海パートのARにスタッフの素晴らしさを感じたり、全体を通じてみーぱんが今すぐにでもセンターを張れそうなオーラを感じたり、とにかく見どころ満載のライブが続いているのですが、まぁ〜今回のライブを観た全員の心に突き刺さった瞬間最大風速パート。本物の日向坂とニセモノの日向坂が鉢合わせ、いざ雌雄を決する、、といったところから始まった令和のラブマシーンこと『キツネ

欅坂共和国で披露された『ガラスを割れ』を思い起こさせるような、メンバーを2つの陣営に分けての煽り合い。このインスパイアがまずこのグループのルーツを感じさせていいですよね。さらに、めいめいダッシュとでも名付けてライブの定番にしたくなるようなアスレチックパートから、有識者に解説を求めたくなるような衣装の早着替えと、なんでもござれのスーパーエンターテイメント。なんかもうわけわかんないけどこの瞬間私の心には(日向坂ってディズニー?)という感情が浮かびました。

ここまで多くの演出を打ち込むには当然種楽曲側にもポテンシャルが求められると思うのですが、これ別に表題曲でもないからね。誰飛べをライブの前半に持ってきても全く息切れしない、グループとしてのラインナップの拡充ぶりに、まだ短いかもしれないけれども、このグループを線で追う醍醐味を感じました。

※これは満足度が限界突破したいちファンのつぶやきです。 

YES!withYOU!

このあと2度目の青春の馬を経て(過去のイベントで影ちゃん馬疑惑が出ていたのでここで登場するのかと思ったらしなかった)、個人的に日向坂のファンになる楽しみの象徴的楽曲『JOYFUL LOVE』へ。ファンには言わずもがなですが、PVの衣装のイメージを踏襲して、客席がペンライトで虹を作ることがこの曲のライブの定番。ライブ会場では座席と配色を仕切ってTwitterで発信してくれる有志がいてあくまで非公式にも関わらず、スタッフも客席が虹を作ってくれる頃を前提にしたかのような演出を施してくれる進化の掛け合いみたいなことが起こっているんですよね。

2019年末の幕張メッセのライブの虹にメンバーのかとしもブログで言及。

さてオンラインライブの客席のない今回はというと。。。

ただのファンブログなので画像を貼ることはもちろんできないのですが、ARを使って、普段なら客席であろう位置にペンライトを掲げたファンの映像を配置して、映像上に虹を作り出すという壮大な演出が施されていました。
スタッフ、、マジやん。。ファンの気持ち全部汲み取ってくれるやん。。前述の通りあくまで位置付けとしては非公式であるペンライトを演出として再現するファンとスタッフのつながりに心を打たれ、そしてとどめの一言はやっぱりこの人が日向坂の魂。キャプテンによる「おひさまのみんなー!見えてるよ!」という叫び声。もちろんこれはオンラインライブでもファンが掲げているであろうペンライトのことを指していて、、、。
なんというかメンバーを中心とする、ファン、共演者、スタッフのつながりは、物理的制約を軽々と超えたところにあることを実感するような一言でした。こんなシーンがあったらライブテーマのYES!withYOU!を無条件に信用してしまうというか。個人的に、いちばん強く心に残ったシーンがキツネの大立ち回りだとしたら、いちばん深く心に刻まれたシーンがキャプテンのこの一言でした。

そして影

本番終了とアンコールを経て(あるに決まってるアンコールに予定調和感を微塵も出さないメンバーは本当に偉い)影ちゃん登場。「馬疑惑の影山」と絶妙なポイントを突いて出だしの空気を掴み「日向坂の最終兵器になれるよう」と宣言。「影」が日向の最終兵器なんて出来すぎてやしませんか。というか復帰から秒速の単独外仕事獲得とそこからの業界バズと即戦力ぶりが止まることを知らなくて、最終兵器どころかもはや先頭集団の一推し目玉メンバーだよ。

ようやく全員揃ったところで最後の楽曲『約束の卵』へ。東京ドームを目指すことを模した楽曲なのですが、「17人のサンタクロース」による涙の歌唱から「22人の音楽隊」による笑顔の歌唱へ。。ライブタイトルで伏線を張る運営有能すぎる、、、。といったところでライブ終了。(ファンクラブ限定のアフターライブのわかりにくさのみ不満だったけど)満足でしかない150分でした!

こんな素晴らしい演出と準備がコロナで世に出ない、なんてことにならなくて本当によかった!これからも日向坂46を応援します!最後まで読んでくださった方ありがとうございました。


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