著者名は、なるべく統一したほうがええで!
2020年6月12日(金)
こんちわ、シブタニです!
今回は電子書籍の「著者名」についてお話しします。
経験上、複数のペンネームやレーベル名は使わないほうがいいですね。
1、宣伝するほうも、探すほうも不便
同じ名前になってないと、自分で宣伝するときもSNSのアカウントを切り替える必要が出てきますし、お客さまがストア内で同じ著者の電子書籍を探すのも困難になるのでとても不便です。
2、ブランド力が働かない
それから別の名前で出版すると、せっかく育ってきたブランド力らしきものも働きません。
1本の木がレーベルやペンネームだとすると、その木に生える1枚1枚の葉っぱが電子書籍です。葉っぱと葉っぱを繋ぐものが「枝」ですが、これが別名で出版してしまうと、別の木に繁っている葉っぱになるので、葉っぱ同士の連携がなくなってしまう。
「いま読んだ本が面白かったから、同じ著者の関連本を買おう」という購買のされ方が、ほぼ期待できなくなるんですよねー。
(*これはいわゆるネームバリューとも少し違います。名前で勝負できるのはよほど有名な方だけで、中途半端な知名度では内容がなければすぐに売れなくなりますから)
ぼくの場合は「TAPIRUS」というレーベルの下で「渋谷獏」というペンネームを使用しています。Twitterの表示名も「TAPIRUS 渋谷獏」とし、ずっと葛飾北斎の描いた「獏の絵」のアイコンを使用しています。
その他、tapirus-sha.com/やInstagramのアイコンなどもイメージを統一するため同じアイコンです。
アイコンは、店のロゴマークみたいなものなので(マイナーチェンジはしても)今後も葛飾北斎の獏の絵を使い続ける予定です。
こういった仕掛けをする事で、電子書籍ストア以外の「枝」もつながっていく事も期待しております。
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