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電書は、ヘタに巻数つけんほうがええで!

2020年5月21日(木)
こんちわ、シブタニバクです!
電子書籍はヘタに巻数をつけんほうが良いです。
なぜかと申しますと(運良く第1巻が売れてくれればいいのですが)まったく売れなくても第2巻を出さないといけなくなるから⋯⋯です。
第1巻としておいて2巻を出さないと、買った人から詐欺と言われても仕方ないですしね。

「えっ、でもシブタニさん、あんさんの電子書籍も巻数ついてるのありますよね?」
と思われる方も居るでしょう。
確かにぼくの本でもエロスの絵画集13の毒書など、巻数をつけたものは存在します。

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ただし、それぞれ事情が違うんです。
エロスの絵画集に関しては、続巻を出す予定はまったくなかったのですが、第1巻がバカ売れしたので二匹目のどじょう狙いで3巻まで出しました。
13の毒書に関しては、実はネタが最初から20作品以上あり、それを分冊して出しています。第1巻を出すときにすでに第2巻もほぼできあがっていたわけです。

つまり、ぼくの言いたいことは何かというと「見通しの甘いまま続巻を出すと無駄打ちになる可能性が大なので気を付けてね!」とこういうこってす。

これは電子書籍だけでなく、アナログの書籍にも当てはまります。
全集なんかで、あまりの売れなさに途中で販売が止まってしまうケースもありますし、逆にシリーズの予定はなかったけど、よく売れるので続巻を出したらけっこうな巻数になっちゃったというケースもあります。

ぼくの持っている創元推理文庫のラヴクラフト全集 全7巻なんかも、最初は傑作集(傑作選だったかな?)として全2巻で出てたものが、徐々に続巻を継ぎ足して現在の長さになったんですよね〜。

「売る」という事が目的であれば、続巻は売れてから出しましょう!

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