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(かヅらばし)口下手は普段得をするが、最後は大損する

こんにちは、かヅらばしです。

タイトルに挙げているように、これは私の考えですが、「口下手は普段得するが、最後は大損する」というのは大方、的を得ていると思います。

もちろん人によって差は大きいと思いますが。

口下手と言うのは、自分の意見や思いを上手く他者に伝えられないことに、加えて恥ずかしがり屋であったり、受け身な人間を今回は指します。

まず、第一に普段得をする理由を説明します。

この普段得をするというのは、周囲から見たら明確ですが、本人は得をしていると自覚していないことが多いと思います。

口下手な人は、必然的に周囲の人の力を借りることが多くなってくるのです。本人は、他人に手伝って貰えて当たり前だとは思っていないでしょう。

しかし、その人の極めて近くにいる人間は、上手く自分を表現できず、流されがちなその人を助けてあげたいと思います。

そこで、自分でバリバリ自己主張をするのが得意な人に比べると他者からの救いの手が多くなります。

ですので、大抵の場合はどう転んでも「ある程度」、「人並み」くらいには収束します。

最後は大損をする

これも考え方次第ですが、大方当たっていると思います。

口下手な人間は二つの要素で損をします。
それは、
①実力が付きづらい
②頼られない
というものです。

実力が付きづらいというのは、自分で何時間も考え、トライアンドエラーを繰り返し身につけていくべき人生において必要なタスクを、積極性のある人に比べて向き合う機会が少ないという所から来ています。

自分で向き合わなければならない課題を他人の手を借りて乗り切ってしまいがちなので、いざという時に困る事が増えてくるでしょう。

②の頼られないというのも、①と共通しているところがありますが、文字通り、他者からの救いの手はありますが、いざという時、自分が他人を引っ張っていくということが少ないことを意味します。

本人は、普段の生活の中でそういう経験がない為、気付いていないかもしれませんが、私からすると、自分の能力や力が、大切な人や仲間の役に立ち、感謝されるという事の喜びを味わう機会がない事はかなり大損だと思います。

普段から自分の意見を発信し、否定されても謙虚に非を認め、改善を繰り返し成長している人間が、消極的で、意見を発信しない人間よりも損をするはずがないのです。

目先の事だけを切り取ると、口下手な人が得をしているように見えますが、それは表面上だけであり、間違いなく最終的に大損をしています。

本当に口下手で、自分でも改善をしようと努力している人間はまだ救いようがありますが、他人に対して自分の無力さを何の恥じらいも無く話す事で同情して貰い、救いの手を得られるということ自体を自分の武器と認識していたり、コミュニケーション能力だと勘違いしている人間すらいます。

自分で自分の道を切り拓いて来た人間からすると、そういう人間に対して全く魅力を感じませんし、まず価値観が合わないため恋愛や深い友人関係には全くならないでしょう。 

こう考えるならば、自分で自分の道を切り拓いてきた成功者と良好で、生産性のある関係を構築するためには、同じ目線でなくてはならないと言えます。

チャレンジしている人間には仲間がたくさんいますが、他人が自分のために動いてくれるからと言って、「自分は何もしなくていい。」と考えている人間への手助けは、「同情」「哀れみ」以外の何ものでもないと言うことを知って危機感を持ちましょう。

そして、口下手である事を恥じて下さい。
今は許される状況下にあるから意識しづらいかもしれません。しかし、長い目で見れば大きな差が生まれます。

私自身、生まれてからたった20年ちょいで、この事実をかなり体感しています。

早く自分の力で自分の殻をぶち破って下さい。
どんな綺麗な殻でも、その殻だけに惹かれてやってきた人間は殻の見た目に飽きたらすぐに去っていきます。

この記事は、最近、就職活動をしている人たちをサポートしている中で感じたことをもとに書きました。

一度、今の自分の無力さに絶望し、泣き叫んで殻を破った方がいいと思った人も数人いました。

実際、私には関係の無い事なので、どうなろうと構いませんが、少しでも誰かの心に響いて次の一手が変わったという人が出てくることを祈っています。

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