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超・技術キャリア!レザーのプロになる!「アプレンティス・クラフトマン」について聞いてみた。

こんにちは!
タペストリー・ジャパン合同会社
採用チーム
です!

今日ご紹介するのは、タペストリー・ジャパンで
「アプレンティス・クラフトマン」として活躍するTsubasaさん。

「アプレンティス・クラフトマン」というポジションの役割や、
Tsubasaさんの仕事への想いなどをインタビュー!


そもそもアプレンティス・クラフトマンって何?

noteで初めて登場する「アプレンティス・クラフトマン」。
いったいどんな仕事をしているのでしょう。

まずはその役割や、日々の業務について教えていただきました。

「アプレンティス・クラフトマンは、コーチの商品やレザーに関する専門的な知識と技術で、ブランドのクラフトマンシップをお客様にお届けする役割を持ったスタッフのことです。全国合計13のストア に”クラフトマンシップバー”というブースがあるのですが、そこに常駐してレザーのケアやカスタマイズをおこなっています。ご来客頂いたお客様が、ご愛用いただいているコーチ製品も、その場で磨いて差し上げることもあります!もちろん、レザーに関することだけではなく、セールスアソシエイトとして商品のご案内などお客様対応も行っています。」

やはり、コーチといえば質の高いレザー商品が特徴のブランド。
レザーのエキスパートがいること自体が
コーチのクラフトマンシップを象徴的に表していますね。

「現在、アプレンティス・クラフトマンとして活躍しているスタッフは日本では※25人 。レベルの高い試験に合格したスタッフだけが、資格を得てその役割を担うことができます。」     
※2023年時点での情報です。

といったお話も聞くことができました。

なんと、アプレンティス・クラフトマンが
日本に25人しかいないのは驚きです!

あのときの悔しさをバネに、社内資格に挑む!

ではTsubasaさんがアプレンティス・クラフトマンを目指すきっかけは、
何だったのでしょうか。

 「実は、入社当時にストアでお客様からの質問にうまくお答えできなかったのがきっかけです。自分が働いているブランドのことなのに…悔しくて。そこから誰よりも商品やブランドについて詳しいスタッフになりたいと思い、アプレンティス・クラフトマンを目指すことにしました。」

とのことでした!
悔しい経験をバネに、専門的な役割を目指して頑張ってきたのですね!

さて、Tsubasaさんは、目指すキャリアを叶えるためにどのようなことをしてきたのでしょう。

「アプレンティス・クラフトマンになるには、社内試験に合格する必要があります。試験の内容は記述試験、接客ロールプレイング、適性診断のための技術トレーニングなど。受験前は自分もリペアを受けたり、レザーの基礎知識を学習したり、店頭にある商品の構造をじっくり見てみたりと、商品に関して多面的に知識を得るように心がけていました。大変なこともありましたが、自分も興味を持てる分野だったので、楽しみながら学ぶことができました。」

なんと!アプレンティス・クラフトマンになるためには、思った以上にたくさんの努力が必要なようですね…。

そんな中、自分から手を挙げて社内資格にチャレンジし、目標を叶えたTsubasaさん。お客様ひとりひとりに、商品やブランドについてたくさん知ってほしいという強い想いが伝わってきます!

コーチのクラフトマンシップを体現する存在に!

社内試験に合格し、自ら手を挙げて希望するキャリアを叶えたTsubasaさん。現在もアプレンティス・クラフトマンとして活躍を続ける中で、あの時の悔しい思いは晴らすことはできたのでしょうか。

「はい!いまでは、どんなことも自信を持ってお客様にご案内ができるようになりました。クラフトマンシップバーでの接客が、お客様とのよりよい関係づくりにつながっていることを実感すると、とても嬉しく思います。

ある時、レザー商品のカスタマイズをご案内した際に、お客様がギターのパーツに興味を持たれたことがありました。私も音楽が好きなので、どのような音楽がお好きなのか伺ってみたところ、お客様と私の好みがとても近いことが分かり大いに盛り上がりました。それからその方は今でも度々お店に足を運んで下さるようになりました。カスタマイズの時間を通じて、お客様をより深く知ることができたからこそ築けた関係性だと思います。」

と、熱く語ってくれました!

「大切なのは一人ひとりのお客様に対して、より良いサービス、体験を届けたいという想い。その想いの大きさに相まって、知識や技術が追いついてくるんです。ただレザーについて詳しい職人でいるのではなく、多様なお客様にコーチというブランドの世界観を楽しんでいただく機会をつくっていけるクラフトマンでいられることに喜びを感じています。」

ちなみに現在Tsubasaさんはリージョナルトレーナーの役割も兼任していて、レザーサービススペシャリストからアプレンティス・クラフトマンになるための研修や育成なども担当しているそう。

いまや、コーチのクラフトマンシップをより多くのお客様に届ける存在となったのですね!

専門的な道を極めるのも、キャリアの一つ!


最後に、アプレンティス・クラフトマンとしてこれからも活躍していくために、Tsubasaさんが大切にしていることをお聞きしました。

「クラフトマンとしてコーチらしさを守っていくために、日常の中で得た”感動”は忘れないように心がけています。お客様の心を動かしたり、ストアで過ごしていただいた時間を忘れられないものにするには、まずは自分がそれを体験してみることが大切。買い物に出かけたときには、どんな接客だったかに注目しながら感覚を磨くようにしています!」

資格を取って終わりではなく、トレンドやお客様それぞれのニーズに合わせたサービスを届けるためには毎日の努力が必要なのですね!
Tsubasaさんのプロ意識がとてもかっこいいです!

「自分の悔しい経験からスタートしたアプレンティス・クラフトマンへの道ですが、振り返ってみると社内資格を取って着実に成長していけるこの仕事が自分にとても合っていると思います。タペストリー・ジャパンでの仕事はストアスタッフのイメージが強いかもしれませんが、私のように専門的な道を極めていくキャリアも選択肢の一つです。ぜひ多くの若手社員に興味を持ってほしいと思います!」

と、若手に向けてメッセージもいただきました。

日々のストアの仕事に慣れてきたら、
自分に合ったキャリアについて考えてはじめてみるのも良さそうですね。

タペストリー・ジャパンでは、
自分のキャリアは自分で描くものという考え方があります。

人に言われるのではなく自分の考えで、
自ら手を挙げて切り開いていく
ことを応援しています!

以上、アプレンティス・クラフトマンのご紹介でした!

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