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私を導いた本

私が日本語教師という職業に出会ったのは中学2年生の時でした。

母親が買ってきたある本がきっかけだった。その本というのは『日本人の知らない日本語』(KADOKAWA)

この本は日本語教師の凪子先生と日本語学校の学生との日常を漫画にしたもの。

外国人ならではの面白エピソードや、日本人が気づいていないことを中心にいろんな話が載っていて、結構バズっていた本だと思う。(当時「バズる」なんて表現無かったですけど笑)

おそらく、その流行りにのっかって私の母がこの本を買ってきた。一番最初に読んだ時のことは覚えていないけれど、すぐにこの本が大好きになった。感想としては、「外国人っておもしろーい!」ではなく

「えっ!“寒い”と“冷たい”の違いって…説明できない!」


みたいな、日本人のくせして日本語について知らないことが多い!!やばい!日本語っておもしろい!!!!

っていう感想が1番だった。

それに加えて、自分が中学校でうけている授業とは全く違うアグレッシブな授業風景に憧れた。

結果  

・日本語のことをもっと知りたい!                        ・先生になっても生徒から教わるって素敵!

っていう気持ちが強くなって、気づいたら将来の夢は「日本語教師」

その思いだけで、10年くらい夢を持ち続けたのは、我ながらすごいなと思いますけど(笑)

ちなみに『日本人の知らない日本語』はシリーズ化しているので、読んだことない人は1度読んでみてくださいね!






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