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四国一周ゴールの日。(四国最長片道切符の旅4日目)

四国一周4日目は、これまで瀬戸内海側を3日間かけて進んできたのと対照的に、太平洋側を一気に進むことにします。つまりは、1日で高知県を横切るわけです。相変わらず、素敵な車窓の連続でした。

伊予大洲まで内子線で

松山を朝の5時過ぎに出発します。始発列車は内子線周りで走ってくれるので都合が良いのです。

8本目 松山6:16発 普通 宇和島行き 625D
内子駅。
綺麗な朝焼けでした。
新谷駅。
お遍路さんのような人が降りていった。
がたんごとん。
伊予大洲駅。

大洲の城

伊予大洲の街をいつか歩いてみたかったのです。途中下車して1時間だけ、城を見に散歩します。

大洲の象徴。
河川敷で落ち着いた朝の時間。
すずめの戸締まりの聖地である。

宇和島へ抜けて予土線の旅

ここからは予讃線で宇和島まで、宇和島からは予土線です。いよいよ、伊予国からはおさらばです。切符上では、宇和島の1駅手前、北宇和島駅までですが、特急は止まらないので、宇和島乗り換えです。

9本目 伊予大洲8:46発 特急宇和海5号 宇和島行き 1055D

八幡浜から伊予吉田の間は本当に景色が最高です。特急「宇和海」にふさわしい車窓が続きます。

伊予吉田駅。
宇和島駅。
10本目 宇和島9:33発 普通 窪川行き 8814D
こちらにお乗り換え。
まずはのどかな畑を。
徐々に景色がダイナミックに。
四万十川に沿って走る。
江川崎駅。
出目駅。
童心を忘れない。
トンネルを抜けて、
川を渡って。
ハゲ駅。
十川駅。
車内は車窓に釘付け。
山を越えて、
川に沿って、
橋を渡って、と本当に飽きない。
土佐昭和駅。
窪川駅。

窪川駅の乗り換え時間で、お昼ご飯を食べました。なかなかお店の少ない街でしたので、発見するまでに時間のかかったお蕎麦屋さんです。

南蛮鴨だしそば。
駅に戻って高知の市街地へ向かう。
11本目 窪川13:09発 普通 高知行き 4740D
安和駅。
須崎駅。
観光列車を駅員一同でお見送り。
多ノ郷駅。
西佐川駅。

カツオが食べたい

窪川から約2時間弱。ようやく高知駅に到着です。ひろめ市場で鰹のたたきをいただきましょう。

高知駅。
右から順に
武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。
市場まで歩きます。
成人の日の前日だというのに、街には晴れ姿がたくさん。
おおお。
幸せ。
12本目 高知16:13発 特急南風22号 52D
最後の特急です。
後免駅。
ふりがなと漢字が入れ替わってるネタ駅名標。
大歩危駅。

最後の乗り換え

13本目 阿波池田18:09発 普通 徳島行き 478D

阿波池田からは徳島線です。

阿波池田駅。
穴吹駅。
佐古駅。

着きましたね。ゴール駅を追い越して、徳島まで来てしまいました。最後に無効印を押してもらって、この旅にも終止符が打たれました。

阿波海南から756km / 佐古まで0km

最後は徳島から夜行バスで東京に戻ります。正直、この旅で1番の楽しみはこの乗り物でした。

なにより、無事、四国一周達成です。1万㌔以上の最長片道切符と比べれば、700kmと短い旅でしたが、不思議と長い旅に感じることができたのは、四国が多様な土地であるところだからだと思います。DMVから始まり、自転車で海を渡り、船で戻ってきて、自然の中をダイナミックに駆け抜ける。四国はいいところです。

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