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セルフコーチングで人は本当に変われるのか、について考えてみた

《本来のじぶん》、セルフラブを大切にしたキャリアウェルビーイングについて発信しています。たおと申します。

私は日頃から人と話す仕事が主業務でして、ここ10年以上かけて、それはそれは本当に色々な方のキャリア観や思考に触れてきました。

キャリア形成に関わる仕事をしていて、ここ10年で感じた変化として、日本でもいよいよ「コーチング」が個人において浸透してきた、ということ。今では色々なキャリアコーチングサービスが登場し、個人でもプロコーチとして活躍されている方が多くなりました。

これからの時代は、知識や方法を教示するティーチャーではなく、じぶんで得た知識を以って進む方向へと一緒に走ってくれるコーチが必要とされる、ということは日本でも拡がり始めている考え方です。

一方で、「セルフコーチング」という概念があります。じぶんでじぶんをコーチングするという手法。プロコーチに頼む勇気がない、お金がない、色々な理由でコーチングを受けることに一歩踏み出せない方もいるのでは。

そこで、今回はプロコーチに依頼せずとも、セルフコーチングで人は変われるのか、について考えた持論を書きます。

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セルフコーチングとは


はじめに、セルフコーチングの定義とは。

セルフコーチングでは、自分というクライアントの中にコーチとしての自分も内包します。自分の中に存在しているコーチが自分に質問するという自問自答のスタイルを通して、目標の実現に近づきます。セルフコーチングにおいて重要となるのは、「自分が自分に質問して答える能力」です。この能力は自己対話力(セルフコーチング力)と呼ばれます。自己対話力を高めることで、ありたい自分であり続けるための力を養います。

7つの習慣セルフコーチング

じぶんでじぶんをコーチングすること。つまり、一人二役で、じぶんがじぶんをコーチングすることになります。

セルフコーチングは
誰にでもできる

結論からお伝えすると、セルフコーチング自体は誰にでもできます。やり方さえ知れば、ツールさえあれば、順序立ててワークに取り組むだけです。

ですが、じぶんが期待する効果があるか?という点はまったく保証できません。頭の中が少しスッキリした程度で終わる方もいると思いますし、どんどんと自己変容していく方もいると思います。

じぶんが期待する効果、というところがポイントになると思いますが、個人的には美容院に行って前髪を切ってもらうのか、あるいはじぶんで切るのか、みたいなことかと思っています。

じぶんでも切れる前髪を、あえて美容師さんに切ってもらうのは、プロに切ってもらう安心感とか、じぶんが切る以上のクオリティを期待しているからだと思います。

では、とりあえずじぶんでやってみようと思った方へ。セルフコーチングで変われる人ってどんな人?という私なりの答えが以下です。

セルフコーチングで変われる人①

感情から離れて物事を考えられる人

じぶんでじぶんと対話しないといけないわけなので、じぶんの感情に振り回されないようにしないとなりません。

コーチは客観的にクライアントと対話するなかで、クライアントに気付きを与えます。じぶんは常日頃からじぶんなので、じぶんの潜在意識にある価値観や思考が邪魔をして、セルフコーチングをする際にも偏った感情や考えが邪魔してくる可能性があります。

セルフコーチングで変われる人②

コツコツと続けることができる人

たった一回のコーチングセッションで人は変われないように、しっかりと効果を感じるには継続することが大切です。特にセルフコーチングにおいては、じぶんが決めた目標に向けてしっかりと進んでいけるように、効果を感じられるようになるまでコツコツと自力で続けていくことが大切です。

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自宅でYouTubeを見ながら筋トレして得られる効果、ジムに通って得られる効果、パーソナルトレーナーについてみっちりやって得られる効果。それぞれのやり方において、メリット、デメリット、あります。

コーチングも一緒だと私は考えています。ただひとつだけ、とっても大切で忘れないでほしいこと。それは

じぶんが一番これからもじぶんと向き合っていく人である、ということ。

コーチはあくまでも伴走者。コーチと一緒に走っていくことになっても、じぶんと対話するのは結局はじぶん。これからも、この先も、じぶんがじぶんと一番話し合っていく人。

だから、セルフラブが大切であり、すべてはじぶん次第でうまくいくんです、ね。

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大切なのは意志のチカラ💎

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