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スマート農業

スマート農業が近年話題になっていると思います。
スマート農業とは、ICT、ロボット技術を活用して、超省力・高品質生産を実現する新たな農業と定義されています。
下町ロケットで出てきた無人トラクターもスマート農業の一部と言えます。

それでは、なぜスマート農業が近年話題になっているのかといいますと、
それは農業が抱えている課題に理由があります。

既にご存知であるかもしれませんが、日本では農業の担い手の減少や高齢化が深刻です。2015年には農業就業人口は210万人で、平均年齢が66.4歳、
そのうち65歳以上が6割以上を占めていました。

さらに、農業をはじめとした一次生産の現場では、人手が必要な作業や
熟練者でなければできない作業が依然として多い状況です。
省力化や人手の確保、負担の軽減、技術の継承などが課題になっています。

そこでスマート農業によってその課題を解決しようとしています。
スマート農業の将来像としては以下のものがあります。

①超省力・大規模生産を実現
②作物の能力を最大限に発揮
③きつい作業、危険な作業から解放
④誰もが取り組みやすい農業を実現
⑤消費者・実需者に安心と信頼を提供

現在は自動運転トラクターやセンサー、記録管理ツール、ドローンなど、
農業にも様々なものが用いられています。
先端技術を生かして、農業技術の進展を図ろうという動きが活発に
なってきています。

私も大学時代は農学部でスマート農業の研究に関わっていました。
とはいうものの当時は不勉強でさっぱり理解できていませんでした。
仕事も農業とは関係ない方面で考えていたので、最終的に人材紹介業を
ファーストキャリアとしました。

しかし、巡り巡ってまた農業に関わるようになったので、
何が起こるかわかりませんね。
今は改めて農業界について、IT技術について学ぶ日々です。

参考までに大学時代の研究対象であったFarmBotを掲載します。
FarmBotはオープンソースの農業用キットです。

当時は先輩に頼りきりで申し訳なかった気持ちでいっぱいですが、
スマート農業に関わるきっかけの一つにもなり先輩や先生には
感謝しております。

本日もご覧いただきありがとうございました。

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