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「正しいとは何か」 (あなたを育てる名言)

学校を出て社会に出れば、何ごとも「正しく」やることを要求されます。
私は社会人が守るべき基礎能力として5点を挙げています。
「正しく聞く、正しく読む、正しく考える、正しく書く、正しく話す」以上の5点が必須となります。

したがって、これこそ社会人になる前、学生の頃にしっかり身に付けさせなければいけません。
聞く、読むがインプット。
その上よくよく考える。
これこそが人間の特性です。
書く、話すがアウトプットです。

そこでまず理解しなければならないのが、「正しいとは何か」ということです。
最もシンプルな解答は、正しいという字の本義を問うことです。
「正」という字は、一と止まれから出来ています。
一とはこの線で、決められた線で止まることが正しいということです。
この一線を「規範」といい、判断や行動の基準です。

「規矩」コンパスと定規を表わしています。
人間としての基準こそ、
1、惻隠の心(困っている人を見て気の毒と思う心)
2、羞悪の心(自分の不善を恥じ、社会の悪を憎む心)
3、辞譲の心(譲り合う心)
4、是非の心(人間性に照らして正しいか問う心)

の4点なのです。
人間性と社会性が基準なのです。


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